ザイゴマインプラント
骨が足りない?
もう心配無用!
ザイゴマインプラント
とは?
ザイゴマインプラントとは
ザイゴマインプラントとは、極端に上顎の骨が不足している方や通常のインプラント手術が困難な場合に使用される特別なインプラント治療法です。
この治療法では、ザイゴマ(頬骨)にインプラントを埋め込むことで、通常のインプラント治療と比べて治療期間が短く、手術当日に仮歯を装着することができるというメリットがあります。
従来のインプラントとの違い
従来のインプラント治療では、上顎の骨が十分にない患者に対しては骨造成やサイナスリフトが必要となることが多く、これには数ヶ月から1年以上の治療期間が必要です。しかし、ザイゴマインプラントの場合、骨造成やサイナスリフトを必要とせず、頬骨(ザイゴマ)に直接インプラントを埋め込むため、治療期間が大幅に短縮されます。
また、ザイゴマインプラント手術は高度な技術を要し、実施できる歯科医院が限られている点も大きな違いです。
骨造成とは?
インプラント治療で骨が不足している場合に、骨の幅や厚みを作る処置です。
サイナスリフトとは?
インプラント治療で上顎の骨の厚みが足りない場合に、鼻の空洞を少し持ち上げて骨を作る手術です。
ザイゴマインプラントが
おすすめの方
- 上あごの骨が薄く、通常のインプラントが難しい方
- 入れ歯が動いて痛い、ズレるなどお悩みの方
- 大きなケガなどで骨が失われている方
当院のザイゴマ
インプラント治療の特徴
松原 幹朗
20年以上の臨床経験
当院理事長は年間平均350本以上のインプラント埋入実績を有し、2025年までの生涯症例数は約3,000本以上で数多くの経験を積んでいます。
経験の中で、患者さんのもともと持っている骨格、お鼻の空洞などの条件が厳しい症例にあたりました。それを解決する方法は骨を増やしたり、お鼻の空洞を少し持ち上げて骨を作るという処置です。さらには固定を上アゴの近くの骨に求めるという難易度の高いテクニックを得ることに成功。
治療の選択肢をひろげるためならば、学びの場は国内外どこへでも出かけ、遠く南米までオペの研修に参加しています。
他院では断られる症例でも頬骨にインプラントを埋入するザイゴマインプラントという治療(2025年時点で日本で20〜30名程度しか行なっていない治療法)を実施し、患者様へ噛める喜びを実感していただいています。
スタッフページはこちら→精密な診断を
実現するための設備
- 歯科用CTスキャンによる細かい診断
- 専用の画像ソフトの使用による解析
- データに基づくシュミレーション
- 院内技工士と合同の画像解析
- 患者様の骨格を再現した模型も使用
ザイゴマインプラントの
適応症例
上顎の骨が薄くなっている場合
上顎の骨が薄くなっている場合、通常のインプラント手術では骨の厚みが不足しているために安定した固定が難しくなります。このようなケースでは、骨造成やサイナスリフトといった追加の手術が必要とされることが多いです。
しかし、ザイゴマインプラントを選択することで、頬骨(ザイゴマ)を利用するため、骨の厚みが不足している場合でも安定したインプラントが可能となります。 ザイゴマインプラント手術はこのような難易度の高い症例においても効果的です。
骨造成が必要なケース
従来のインプラント手術では、骨の厚みが不足している場合に骨造成やサイナスリフトが必要とされることが一般的です。これに対し、ザイゴマインプラントは頬骨にインプラントを固定するため、骨造成が必要ありません。そのため、治療期間が大幅に短縮され、手術当日に仮歯を装着することが可能です。
この短期間での治療が可能な点は、大きなメリットと言えます。ただし、高度な技術を要するため、ザイゴマインプラント手術を行っている歯科医院は限られています。
手術の流れと治療期間について
- ザイゴマインプラントの手術は、一般的なインプラント手術とは異なり、頬骨(ザイゴマ)にインプラントを埋め込むという特殊な方法を用います。
まず、詳細な検査や診断を経て、患者さんの上顎の骨がザイゴマインプラントに適しているかどうかを確認します。 - 次に、手術の当日には以下のステップが行われます。まず、適応部位を局所麻酔と静脈内鎮静法で麻痺させた後、歯科医師が慎重にインプラントを頬骨に埋め込みます。
- 最後に、インプラントが完了したら仮歯を装着します。これにより、患者さんは手術当日から食事が可能です。
治療期間について
従来のインプラント治療では、骨造成やサイナスリフトが必要な場合が多く、そのため数ヶ月から1年以上の治療期間が必要となります。しかし、ザイゴマインプラントでは、これらの手術を回避できるため、治療期間が大幅に短縮されます。
手術後の回復期間も速く、手術当日から仮歯を使用できることが大きなメリットです。通常、術後数週間から数ヶ月以内には、美しい仕上がりのブリッジを装着することができます。
ただし、ザイゴマインプラントは高度な技術を必要とするため、行っている歯科医院が限られています。治療を受ける際は、精度の高い技術と豊富な経験を持つ歯科医師を選ぶことが重要です。
ザイゴマインプラントの
メリットとデメリット
メリット
ザイゴマインプラントの最大のメリットは、上顎の骨が薄くなっている場合でも治療が可能なことです。頬骨(ザイゴマ)にインプラントを固定するため、骨造成やサイナスリフトのような複雑な手術が不要です。
従来のインプラント手術よりも治療期間が大幅に短くなり、通常は手術当日に仮歯を装着できることが特長です。
また、治療後の安定性も高く、長期間にわたって快適に使い続けることができます。
デメリット
一方、ザイゴマインプラントにはいくつかのデメリットもあります。まず、手術には高度な技術が必要であるため、この手術を行っている歯科医院が限られています。さらに、手術が高度であるため、コストも高いことが一般的です。
また、手術後の一時的な腫れや痛みが出ることがあります。これらのデメリットを理解した上で、専門医と詳細な相談を行うことが重要です。
治療後のケアと注意点について
術後のケアについて
ザイゴマインプラント手術後のケアは治療の成功に重要な役割を果たします。まず、手術後最初の数日はできるだけ安静に過ごし、無理をせずに体を休めることが大切です。
食事に関しては、手術後しばらくは柔らかい食品を中心に摂取し、刺激物や固い食品は避けるようにしましょう。冷たい物や温かい物を避けることも大切です。
注意事項
ザイゴマインプラント手術後にはいくつかの注意が必要な点があります。
まず、手術部位を極力触らないようにしてください。また、頬骨周辺に軽い腫れや痛みが感じられることがありますが、異常が見られる場合はすぐに医師に相談してください。
さらに、過度な運動や重たい物を持ち上げることは避け、まずは丁寧なケアを心がけてください。インプラントが安定するまでの間、定期的な歯科医院でのチェックとメンテナンスも忘れずに行いましょう。
ザイゴマインプラントに
ついてよくある質問
Q. ザイゴマインプラントとは
何ですか?
A. ザイゴマインプラントは、上顎の骨が足りない場合に頬骨(ザイゴマ)にインプラントを埋める治療法です。
骨造成やサイナスリフトといった従来の方法が不要で、手術当日に仮歯を装着することができます。
Q. ザイゴマインプラントの
メリットは何ですか?
A. ザイゴマインプラントの大きなメリットは、骨造成が不要であることと治療期間が短いことです。また、手術当日に仮歯を装着するため、早期に機能回復を期待できます。
Q. ザイゴマインプラントの
デメリットはありますか?
A. デメリットとしては、手術に高度な技術が必要であり、実施している歯科医院が限られている点です。また、費用が高額になることもあります。
Q. ザイゴマインプラントの
治療期間はどのくらいですか?
A. 通常のインプラント手術では数ヶ月〜1年以上かかるところ、ザイゴマインプラントでは手術当日に仮歯を装着できるため、治療期間が大幅に短縮されます。
Q. ザイゴマインプラントは
どのような状況に
適していますか?
A. 上顎の骨が薄くなっている場合や骨造成が難しいケースに適しています。特に「オールオン4」などのインプラント治療が必要な場合に有効です。
ザイゴマインプラントを選ぶべき理由
ザイゴマインプラントは、上顎の骨が薄くなっており、従来のインプラントが不適応である方にとって、最適な治療法です。
通常のインプラント手術では数ヶ月から1年以上かかる骨造成やサイナスリフトが必要とされますが、ザイゴマインプラントではこれらの手術が不要です。治療期間が大幅に短縮され、手術当日に仮歯を装着することが可能となります。
納得したうえで治療方法を
お選びください
現在、いろいろな治療方法があります。「説明を聞いたら、断りにくくなるのでは」と心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、大丈夫です。
しっかり説明を聞いた上で、どのように治療するかを選ぶことをおすすめします。
当院では納得いく説明を行った上で、患者様の必要に応じてオペを実施いたします。
