こんにちは。歯科衛生士の室田です。
5月25日~31日は「脳卒中週間」でした。
脳卒中は冬のイメージですが6月~8月にも脳卒中発症患者が多いのをご存知ですか?
脳卒中は高齢者がかかり易いとお思ったら 近年20~30歳代の発症も増えているので 若いから関係ないと思わないで下さい。
脳卒中とは・・・脳の血管が傷害されることで脳の機能に影響を及ぼす病気の総称です。
脳卒中は3つに分けられます
①脳梗塞・・・血管が詰まっておこる
②脳出血・・・血管が破けておこる
③くも膜下出血・・・血管にできたこぶの破裂からおきる
夏に多く発症するのは脳梗塞で 暑さの影響で脱水になりやすく 血液がドロドロの状態になり血管が詰まりやすくなります。
高血圧た糖尿病などの生活習慣が原因のこともありますが、歯周病が進行している人は そうでない人の2.8倍 脳梗塞になりやすいという研究結果も出ています。
体内に入り込んだ歯周病菌は動脈硬化を重症化させ、動脈硬化から始まる脳梗塞を引き起こします。
なので口腔内の環境を整えることにより歯周病を改善し脳梗塞のリスクを減らせます。
年齢に関係なく定期的なクリーニングを受けてお口も全身も健康に夏を乗り切りましょう。