こんにちは歯科技工士の佐藤です。
この写真はラボの天井です。全体が波を打っているような形になっています。デザイナーさんと数パターンの案の中から選び出したものです。
室内全体をおしゃれに演出してくれています。ふつうならフラットにしてしまうところですがこれも、こだわりのひとつだと思います。
直接的に作業に関わりはないですがデザインというのは機能性だけでない部分にも影響しているんだなと感じます。
キッズルームや事務室の天井も各デザインがありそれぞれの室内を演出しています。そこに存在するだけで役割をはたしていると考えるとデザインというのはある意味ではすごいものなんだなと感じます。
詰め物被せ物、入れ歯などは歯科技工士が歯科医師の指示のもとデザインします。ここでいう形状は機能に大きく影響し、その良し悪しは生体が判断します。
歯科技工物は患者さんのためにフルオーダーメイドで製作していますが時間の経過とともにデザインの変更を求められることもあります。最近だと義歯の内面の修正がありましたし、仮歯の修正などもあります。同じデザインではありますが人に触れるもの(洋服など)密着するもの(被せ物や入れ歯)人への距離が近づくにつれてデザインが人に合わせていく必要があるのだなと感じました。