こんにちは!
医療法人社団愛生会
新秋津秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士鈴木です。
3月に入っていて暖かい日が多くなってきましたね!
うちの庭(小金井公園)では梅の花が満開です!
色々な種類の梅の花が咲いていてとてもきれいで、花は一つ一つ小さいのでとてもかわいいく癒されます。(^-^)
小さくてもたくさん集まると見事な美しさですね!
さて、小さいといえば体の中ではかなり小さなパーツである歯!
親知らずを抜かすと永久歯は上14本、下14本、全部で28本ありますが、実はそれぞれにちゃんとした役割があります。
ご自分の歯をよおく覗くと、歯の形や大きさが違いますよね。
前歯は上下合わせて8本。
前歯の役割は主に食べ物を噛みきることです。最初に噛みきることで奥歯でかむのにちょうど良い大きさにしてくれます。
また発音にも大きな役割を果たしていて前歯がないと空気がもれてうまく話せません。
犬歯は上下合わせて4本。
前歯と奥歯(臼歯)の中間にある大事な歯です。
他の歯よりも長い根をもっていて、構造的にも強度があります。ただ、長い牙をもっている動物のように食べ物を切り裂くというよりは、前歯と奥歯(臼歯)のかみ合わせの負担を和らげたりと噛み合わせに大きな役割を果たす歯です。
臼歯(奥歯)は小臼歯、大臼歯に分かれ、
それぞれ上下8本づつあります。
大きな役割としては食べ物をすり潰し、消化器官で消化しやすいようにする働きがあります。
ですので臼歯がなくなると、胃に負担がかかることになります。
もうひとつ重要な役割はかみ合わせの安定です。かみ合わせが安定していれば何でも食べられ、力も入りますが、
臼歯がなかったりアンバランスだったりすると瞬発力や踏ん張る力も入りません‥。
ちなみに‥
そのなかでも一番重要な歯は第一大臼歯。
いわゆる6才臼歯といわれる、6才前後にはえてくる最初の永久歯です。
この歯はすべての永久歯がはえ揃うための基準となり、かみ合わせの中心ともなる丈夫な歯です。
それぞれに大切な働きがある歯ですので、一本も失うことなく、また一本でも失うことなく使っていきたいですね!