こんにちは
医療法人社団愛正会
新秋津・秋津駅前 まつばら歯科
歯科衛生士 松田です。
北風の強さが増し冬が駆け足で近づいくるのがひしひしと感じられる季節となってまいりました。
11月22日~12月6日頃までの時期を24節気での『小雪(しょうせつ)』といいます。
北の方ではちらほらと雪の降るところも出てきますが、本格的に積もるほどではないため、この時期は『小雪』といわれているようです。
『小雪』・・・冬を代表する食べ物がおいしい時期
みかん🍊などの柑橘類。二十四節気をさらに細かくした「七十二候(しちじゅうにこう)」の小雪の時期には「橘始黄(たちばなはじめてきなり)」があります。「橘」は柑橘類全般を指し、柑橘類の実が黄色く色付くことを意味しています。柑橘類には粘液を増やしてウイルスの侵入を防いでくれるビタミンAや、免疫力を高めてくれるビタミンCが豊富に含まれているので、風邪や感染症の予防に最適です。ぜひ、旬の柑橘類をおいしく食べて病気の予防に努めてくださいね!
また、ほうれん草や白菜、春菊といった葉物野菜🥬や、カニ🦀、ホタテ、ブリといった魚介類🐟もおいしくなる時期です。これらの旬の食材を堪能できるメニューといえば鍋一択! 温かな鍋🍲を食べて栄養をしっかり摂れば、これから始まる長くて寒い冬を健康に乗り切れるはずです。ついに一部地域では小雪がちらつく時期になりましたが、冬本番はこれから! 厳しい寒さが訪れる前の小雪の時期に、寒さ対策を万全にしてくださいね。
口腔内に良い理由(食品別)
◆ 柑橘類(みかん、レモン等)
* ◎ ビタミンC が豊富 → 歯茎の健康維持、コラーゲン生成を助ける
* △ 酸が強いため、摂りすぎや食後すぐの歯磨きは酸蝕症のリスク
→「食後すぐに磨かず、30分ほど置いてから磨く」などの工夫が必要
◆ ほうれん草・白菜・春菊
* ◎ ビタミンA(粘膜強化)・ビタミンC・葉酸
→ 歯茎や口内粘膜を修復しやすくする
* ◎ カルシウムやマグネシウムを含む(ほうれん草など)
→ 歯の再石灰化を間接的にサポート
◆ カニ・ホタテ(貝類)
* ◎ 亜鉛が豊富(特にホタテ)
→ 舌や粘膜を健康に保つ、味覚障害予防
* ◎ 高タンパク質
→ 歯茎や口内粘膜の修復に必要
* ※ アレルギーがある人は注意
◆ ブリ(魚)
* ◎ DHA・EPA(抗炎症作用)
→ 歯周病による炎症を抑えやすい
* ◎ ビタミンD(魚に多い)
→ カルシウム吸収を助け、歯の硬さ維持につながる
* ◎ 高タンパク質で歯茎の健康維持に良い
食べ物の選び方や食べ方の工夫次第で、美味しく食べながらお口の健康を維持することは十分可能です。
美味しいものを楽しみながら、お口の健康を守りましょう。
セルフケア🪥も大切です。
毎日のケアに加えて、歯科医院でのプロのサポートも欠かせません。
むし歯や歯周病は早期発見・早期治療がポイント。トラブルの少ないお口は「食事の楽しみ」を長く維持する秘訣です。
定期検診で『美味しいものを楽しめる口腔』をキープしましょう。
🦷定期検診のご予約お待ちしております🦷


