先日、3Dプリンターを活用したデンタルラボさんのお話を聞いてきました。
まだまだ3Dプリンターを扱っている技工士さんは少なくノウハウがほとんどない状態から、どのようなことができて何が苦手なのかなどを含め、導入当初の苦労されたお話や精度を得ることができてきたときのお話など大変濃密なお話でした。
プリンターから吐き出されるレジンは技工士の感覚でいうと、すでに硬化しているので変形は起こらないと考えてしまいますが、実際は継時的に変形が起こり技工材料としては扱いずらいことがあります。また誰でもすぐに機械操作やPC操作ができるわけではないので
二重に苦労されたそうです。
問題がやがて解決されるとメリットが目立ってくるようになり、最終的に経営にプラスに転じていったそうです。
先人が切り開いた道を教えていただくことで後に続く方たちが迷うことなく動くことができるのは大変ありがたいことだと思いました。
今後も先人のお話を聞いて活かしていきたいと思います。