こんばんは!
医療法人社団愛正会 新秋津秋津駅前まつばら歯科 歯科衛生士鈴木です!
10月に入って寒くなりましたね、
今日は一日中雨で一段と寒くなり、暖房器具を引っ張り出したかたもおられたのではないでしょうか‥。
私も今日いよいよヒーターを使いはじめました。
今年はとにかく月日がたつのが早く感じられて、今年のはじめにコロナが流行し始め、
春は緊急事態宣言、夏前に解除されましたが、状況が一進一退のまま夏本番、
出かけるところも制限されながらの猛暑を耐え、
やっと涼しくなってきたと思ったらもう10月に突入していた‥というような感覚です(^-^;
気がつけばもうすぐ冬到来、インフルエンザの季節ではないですか!
今年はインフルエンザと同じウイルス簇のコロナとのダブルパンチにならないためにも、再度、歯周病菌とウイルス感染の関わりをお話したいと思います!
さて、ウイルスはどのように体内に入り込むのでしょうか?
ウイルスは生きた細胞に入り込まないと生きられず、細胞のなかでしか仲間を増やせません‥。
喉(のど)などの粘膜細胞のレセプター(細胞の膜にある受容体→入口)に吸着すると、自分を包む膜と細胞の膜を一体化させてスルリと内部に侵入していきますが、粘膜細胞はそうやすやすとウイルスに乗っ取られるわけではありません。
普通は豊富な粘液で覆われているのでウイルスが吸着しようとしても粘液が邪魔してなかなか吸着できません。
ただ、この粘液による防御作用が弱くなってしまうことがあります。それに関わっているのが思わぬ伏兵、「歯周病菌」なのです!歯周病菌が繁殖すると歯周病菌の出す毒素が粘液の層を溶かして壊します。
するとウイルスの吸着が容易になり、ウイルスをすばやく体内へ侵入できるように手引きしてしまうのです‥。
それだけではなく、歯周病菌の出す毒素がウイルスのもつ「細胞の入口を開ける鍵」をパワーアップさせてしまうこともわかっているそうです‥。
おそろしや歯周病菌!ですね。
その様な理由からコロナ対策に口腔ケアと、言われている所以です‥
今シーズン、ウイルス感染症対策にますます口腔ケアに力を入れて、定期的に是非メンテナンスにいらしてください!
お待ちしています(^-^)