こんにちは!医療法人社団 愛正会 新秋津・秋津駅前まつばら歯科、助手の諸星です。
最近、体がジワジワと花粉を感じ始め春の近ずきを感じております?
暖かくなってくれて嬉しいのに、私にとっては花粉で辛いシーズンでもあるので春の訪れは毎年複雑な気持ちです(;´’-‘`)
では、今回はその花粉症と口腔内への関係性についてお話したいと思います✿✿✿
果物や野菜を生で食べた際に、口唇や口腔内にイガイガ感やかゆみ・腫れなどのアレルギー症状が出るものを「口腔アレルギー症候群」といいますが、特に花粉症の方が、果物や野菜を食べた時に起こる口腔アレルギー症状を「花粉-食物アレルギー症候群」と呼ばれています。
原因としては、花粉に含まれるアレルギーの原因物質とよく似た構造のものが果物や野菜にも含まれていることによる交差反応であることがわかっています。
多くは口唇やのどに限局した軽いアレルギー症状のことが多いのですが、まれに嘔吐や下痢などの消化器症状や、全身に強いアレルギー症状が出るアナフィラキシーを起こす場合もあるので注意が必要です?
ですが、口腔アレルギー症候群は果物や野菜をよく加熱すれば症状が起こりにくいという特徴があります✨
また、パイナップルやキウイ、トマトなどの果物や野菜には、アレルギー症状を起こすヒスタミンやセロトニンという成分が含まれており、仮性アレルゲンと呼ばれています。
果物や野菜を摂取した際に口腔内の違和感が気になる方は、一度かかりつけ医に相談されることをお勧めします。
では!早めの花粉症対策が有効との事ですので、コロナにも細心の注意を払いつつお体に気をつけてお過ごし下さい?