ブラキシズムという言葉を聞いたことがありますか?
睡眠時の歯ぎしりのこと?と思われた方ほぼ正解です。
これはくいしばりやカチカチギリギリとすり合わせたりというよくない習慣のことをいいます
無意識にすり合わせる→グラインディング、くいしばり→クレンチング、連続的にカチカチする→タッピング
研究者によって違いがありますが無意識に行われる非機能運動と考えていただいていいと思います。
筋肉の緊張によるや頭痛や肩こり、歯のこうもう、顎関節症、歯周組織の破壊などたくさんの問題のある因子であり
一つひとつは解明しきれていないのが現状です。
夜間の歯ぎしりの音を指摘されたことがなくてもブラキシズムがある(ブラキサー→ブラキシズムの症状をもった人)と診断を受けることがあるかもしれません、これは音が出ないタイプがほとんどであり
8%~35%出現の幅が大きく長期間観察しても症状が一時的であったりと計測や評価が困難なことも理由の一つです。
対策としてはかみ合わせの調整、バイオフィードバック療法、ストレスマネージメント療法、薬物療法、などありますが現状多く用いられるのがスプリント療法です
これはブラキシズムから歯周組織を守るというイメージであり咬む力を均等に分散すると考えてもらうとよいと思います
ナイトガードで是非ご自身の歯周組織を守ってくださいね
こんにちは 歯科技工士の佐藤です
日付: 2017年7月11日 カテゴリ:スタッフブログ