本日は歯科材料の話ではなくて
別の話をしようと思います。
あまりくわしいジャンルではありませんが
僕でもお話出来る範囲内でしていこうかと思います。
喫煙と歯周病の関連についてです。
結論からいってしまうと喫煙は歯周病を悪化させ,さらに治療の効果を妨げてしまいます。
簡単に歯周病を説明すると歯と歯の間や歯と歯茎の間にすみついた病原菌が引き起こす、お口の中の病気です
進行には段階があり、
歯茎の腫れや出血から始まります
さらに進むと歯茎が痩せて下がり、骨を溶かしていきます
最終的には歯がグラグラして抜け落ち、大切な歯を失うことになります。
歯周病はとても恐ろしい病気の一つです
特徴的なのが時間をかけてゆっくりと進行していき、痛みをあまり伴いません
これが発見を遅らせる原因の一つでもあるのですが
さらに喫煙はニコチンという有害物のせい起こる状況と歯周病の初期段階が似ているのでその要因の一つとも言えます。
ご家族また周囲の方で
一生懸命歯磨きしてるのに全くお口の状況が良くならないと
おっしゃるかた,いませんか?
もしかしたら喫煙が関係しているかも知れません
社会生活をおくるうえでは
どうしても不規則な生活リズムになりがちです
そこにさらに喫煙がプラスされてしまうと
お口の状況はさらに悪くなってしまいます
ストレス解消のひとつかも知れませんが
代償としては大き過ぎますよ
と優しくお伝えしてあげてください。
こんにちは 歯科技工士の佐藤です