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高齢者の歯科治療

こんにちは、歯科技工士の宮林です。
今日は私の休日です。天気も今日から暑い日がしばらく続くそうです。スタッフブログにもありましたが、この時期運動会が催されるようです。私の時代は10月と決まっていましたが、秋は学校行事が多い事と中学校では高校受験が近いというために行事の分散化だそうです。良いことかもしれませんね。

私も近くなりましたが、高齢になると歯と歯周組織にも老化現象が認められます。
歯の老化には歯のかむ面がすり減り、歯茎と歯の境が歯磨きによりすり減り、歯の表面の咬耗・摩耗が見られるようになります。
臼歯がかたよったすり減り方をすれば顎関節に異常をきたしたり、噛みにくくなったりすることがります。
また歯と歯茎の境がすり減ると、知覚過敏を引き起こし、しみたり、痛みを伴ったりします。
また、歯周組織の抵抗力が弱くなり、歯茎の退縮、歯槽骨の吸収が起こり、歯をぐらつかせ、そのまま進行すると喪失につながります。
その為に、高齢者は若者以上に口のケアが重要になります。
運動能力も個人差があるかもしれませんが、加齢とともに低下を伴うと思います。
よって歯みがき操作も十分行うことが難しくなります。
現在は口腔ケア用品が充実していますが、歯の裏側や歯茎の内側のケアは困難です。ぜひ歯科医や衛生士の指導を受けてください。
このブログをご覧になった方、今がその時です。
まつばら歯科はお待ちしています。

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