先日、大手歯科メーカーの松風という会社の東京支社に行ってきました。
実際に機材が配置接続された状態をみることで気付かなかったことなどが出てきましたが
すぐに質問をすることができてとても助かりました。例えば、HDMI端子を繋ぐにしてもスペックがあり、あまり安価なものだとエラーが出てしまうそうです。またiosはグリップがあったほうがいいのかなと考えていましたが今後の主流はペンシルハンドの形だそうです。
ちょっとしたことですが新しい機器はこのようなことの連続だと思います。
ios CAD/CAM担当の方が二人もついて丁寧に説明していただけたので大変勉強になりました。
ちょっとしたお遊びになりますが高速で口腔内をスキャンするユーチューブ動画に対抗してみました。もちろん負けましたが担当のかたには褒めていただきました。数回練習すればかなり短縮できるなーと感じました、特に前歯で持ち替えるところがスムーズにいくと短縮になりそうでしたので今度はそのあたりを注意してみようかと思います。
ちなみに動画のかたは開発者でかなり頬粘膜がかなり伸びる方だそうです、また処理速度もちがうので張り合うこと自体ナンセンスですが練習にはいいなと思います。
フルカラーで患者さんに説明するにもとても便利で客観的ですが
歯科技工士が前歯の色合わせのために必要な写真データとしてはまだ不十分です。
しかし、光の抜けが少ない臼歯部であれば測色機能と写真モードの合成機能を併用することでかなり平均点の高いデータが得られることもわかったのが新しい発見でした。
この写真はSTLというデータにした状態です。黒が濃い部分は重点的にデータを採ったところです、形を三角形の集合体で表現しているといえばよいのでしょうか?詳しい方からするとニュアンスが違うかもしれませんがこの状態に変換して作業を進めていきます。
コロナ対策で少人数を案内するのは本当は対応する側には負担だと思いますが説明を受ける側としてはとてもありがたいことでした。松風さんありがとうございました!
また勉強させていただきます。