最近、当院の院長先生とともに参加させていただいている勉強会で顎関節のことについてもテーマのひとつとして勉強させていただいてます。写真は被験者のかたのお顔がでてしまうので控えますが上顎骨(頭)と下顎に特殊な装置をつけて上顎に対して下顎がどのように動きどこに問題が生じたのかを曲線グラフのような図で見ていきます。これにより人間の顎の動きは単純なドアのような蝶番運動ではなく複雑な動きをするものであるということがよくわかります。
複雑ということはイコールではないですがデリケートな部位であると言い換えることができるのではと思います。先日、妻がサンドウィッチを食べるときに普段より大きく口を開け、現在は回復しましたが
カクッという音がして痛めてしまいました。ちなみにこのサンドウィッチは僕が自身が食べたい厚さに作ったものです。やはり人それぞれに限界の開口量があるようですしデリケートな部位なのだなと思いました。
開口量でお悩みのかたも多いのですが顎関節症を疑う特徴として他にも顎が痛い(関節痛)、顎が疲れやすい(筋肉痛)、顎を動かすとおとがする(関節雑音)、これらの複合などいくつか特徴があります。
20代の女性が特に多いですが生活習慣と大きく関わっていることが知られています。
●歯ぎしりをしているといわれたことがある
●日中、気づくとはをくいしばってることがある
●食事のときいつもどちらか片方で噛んでいる
●ストレスを感じることが多い
●物事に対して神経質な面がある
●夜よく眠れない
●うつ伏せ寝が多い
●頬杖をつく癖がある
これらのチェック項目が多い方ほど発症のリスクが高いということができます、よって
可能な限りこの項目を改善したり原因を取り除いていくのがよいと思います、気になるかたは注意してみてくださいね。
こんにちは歯科技工士の佐藤です
日付: 2018年11月23日 カテゴリ:スタッフブログ