先日、1階がオープンして道路側からも大きなオペ室がみえるようになりました。
基本は白を基調としていますがオペ用のガウンは青、術野の周囲に敷くマットは緑色をしています。せっかくなら白と思いがちですが術野を凝視したあとに白すぎる周囲をみると
目が疲れて青いものが浮かび上がってくるそうです。これは反対色が際立ってしまうためだと言われています。
歯科技工の世界でも反対色を意識することがあります。
ただ単に白い歯を作ってしまうと青白く感じてしまう現象が起こります、これは本来、歯は歯肉の色や血が通った状態の赤ピンクを帯びているにも関わらずそれを意識しないで製作してしまった時に起こります。
歯科技工士は補色、反対色の関係を意識して歯を製作していることを知っている方は少ないですが意外と大切なことです。今後も精進していきたいと思います。