こんにちは歯科技工士の宮林です。
記録を塗り替える暑さが日中続きますが、朝夕は若干ですが涼を感じます。
12日(日本時間13日)、米マサチューセッツ州ケンブリッジのマサチューセッツ工科大で開かれた、イグ-ノーベル賞が発表されました。
人々を笑わせ、考えさせた研究に贈られる「イグ-ノーベル賞」。ノーベル賞をパロディーにした賞で米科学雑誌が主催しています。
日本人の受賞は18年連続だそうで、今年は哺乳類が肛門から呼吸できることを発見した、東京医科歯科大学、大阪大学の武部貴則教授(再生医学)らのチームが生理学賞に輝いたそうです。
発見のヒントになったのは淡水魚のドジョウ。当時、呼吸不全の治療法を開発するために、さまざまな生き物の呼吸方法を調べていたそうです。
ドジョウは水中では一般的な魚類と同じようにエラ呼吸をしています。だが、水面上で口から空気を吸い込んで、腸を介して酸素を取り込み、残った気泡を肛門から出す「腸呼吸」もできるのではないか?
ドジョウの特性を知ったチームは、そう考えて始まった研究だそうです。
今後の応用への期待を待ちたいですね。
イグ-ノーベル賞とはまったく関係ありませんが、私達の歯は1度しか生えかわりませんが、魚類、両生類、爬虫類のように2度、3度生えかわるとしたら?嬉しいですよね。
歯生え薬の研究をされている、北野病院、口腔外科の高橋先生がいらっしゃいます。
私の仕事柄こちらの研究も大いに気になります。期待しましょう。