こんにちは歯科技工士の宮林です。
日曜日は穏やかな陽射しで、銀杏も輝いていました。
インフルエンザの流行が始まっています。かからないのが大切ですが。
結論から申し上げますと「予防はワクチンが有効で、手洗いも接触感染を防ぐには良い。
栄養と睡眠をしっかりとり、ストレスのない生活をする。」
これでは常識すぎますので、少し紐解きます。
家庭でもお馴染みの予防法のなかには、実はあまり効果がなかったり、効果がはっきりしなかったりするものが、最近わかってきたそうです。
インフルエンザはウイルスで感染します。患者のくしゃみや咳で飛び散るしぶきに含まれます。しぶきは細かい唾液や鼻水、たんなどの粒です。患者がくしゃみや咳を押さえた手でドアノブやスイッチなどに触れて、そこを健康な人が触れた、その手で口や鼻や目に触れて感染します。
昔から「帰ったら、まずうがいと手洗い」よく聞く予防法です。
うがいはまったく効果がないわけではないと思います。「細胞の外で増殖する」細菌には、一定の効果はあるようですが、「細胞の中で増殖する」ウイルスの場合は、あまり効果がなく。逆にお茶を飲んで胃の酸でやっつける方が、効果的(自分判断)だと思います。
しかし、手洗いは効果が大きいそうです。
アルコール消毒はもちろんですが、汚れが残りやすいところ、指先、指の間、親指の周り、手首、手のしわは丹念に洗ってください。
では、いつ手を洗うべきか?
- 食事を作る前、作る最中
- 食事をする前
- 症状のある人を看病する前後
- 鼻をかんだ後
- 咳やくしゃみの後
実行していきましょう。
また、手洗いと同じぐらい大事な、虫歯、歯周病の口腔ケアもお忘れなきよう
(歯ブラシ、フロス、洗口液)宜しくお願いします。