こんにちは。
医療法人社団 愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科助手の諸星です。
今回は虫歯を放置してしまった場合どうなるのかお話したいと思います。
「虫歯は痛くなったてから歯医者に行けばいい」と思っていませんか?
痛みが出た時にはもう手遅れになってしまう事も…
虫歯にも段階があり、放っておけばどんどん悪化し治療も大がかりになってしまうのです。
虫歯の段階
1. 初期段階(エナメル質の虫歯)
・白く濁ったり、黒ずんだりする程度で痛みはほとんどなし。
・気づかないまま進行しやすい。
・フッ素やクリーニングで治療できることもある。
👉 この段階で発見できれば、削らずに済む可能性大です。
2. 中期(象牙質に到達)
・甘い物や冷たい物で「しみる」ようになる。
・歯に穴が空いてくる。
・自然に治ることはなく、削って詰める必要がある。
👉 ここを放置すると、いよいよう蝕が神経まで進んでしまいます。
3. 進行期(神経に達する)
・ズキズキと強い痛みが出て、夜眠れないことも。
・「歯髄炎」と呼ばれる状態。
・治療には神経を取る処置(根管治療)が必要になる。
👉 治療も長引き、費用も増える。
4. 末期(歯の根に感染が広がる)
・神経が死んで一時的に痛みがなくなるが、膿がたまって再び腫れる。
・顔が腫れる、発熱することも。
・放置すると骨や全身に感染が及ぶ危険性がある。
👉 最悪の場合、抜歯しか選択肢がなくなる。
放置するとこんなリスクも
・強い痛みを繰り返す
・歯を失い、入れ歯やインプラントが必要になる
・隣の歯や歯周病への悪影響
・細菌が全身に回り、心疾患や脳梗塞リスクを高める可能性も
虫歯は自然には治りません。
定期的な通院で早期発見、治療するのが1番の健康への近道ですので痛みがなくても積極的に定期検診を受けることをオススメいたします😊
