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口腔機能低下症

こんにちは歯科技工士の宮林です。

暑い夏は冷たい飲み物が欲しくなりますね。

ただ歳のせいでしょうか、慌てて飲むとむせることが多くなり、苦しいおもいをよくします。

そこで、今回は

口腔機能低下症について、お話ししたいとおもいます。

 

口腔機能低下症(こうくうきのうていかしょう)とは、年齢を重ねるなどして、お口のさまざまな働きが少しずつ衰えていく状態のことをいいます。食べ物を噛む力や飲み込む力、話すときの発音、唾液の分泌、舌や唇の動きなどが徐々に弱くなっていきます。これらの機能が低下すると、食事がしにくくなったり、むせやすくなったり、人との会話が難しくなったりすることがあります。

 

特に高齢者に多く見られますが、病気や生活習慣によっては若い人でも起こることがあります。放っておくと、食事の量が減って栄養不足になったり、誤嚥(ごえん)によって肺炎を起こしたりするおそれもあります。

 

口腔機能低下症は、歯が残っているかどうかだけでなく、口の働き全体が対象です。たとえば、噛む力の低下、舌や唇の動きの鈍さ、滑舌が悪くなる、唾液の量が減って口が乾きやすい、食べこぼしが増える、といった症状が見られます。

 

診断には、歯科医院での検査が必要です。口の動きや唾液の量、噛む力などを測定し、7つの評価項目のうち3つ以上に問題がある場合、「口腔機能低下症」と診断されます。

 

予防や改善のためには、毎日の歯みがきやうがいなどの口のケアが大切です。また、口の体操(パタカラ体操など)やよく噛んで食べる習慣、栄養のある食事、会話を楽しむことも効果的です。定期的に歯科を受診し、早めに異変に気づくことも重要です。

 

 

 

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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