こんにちは歯科技工士の宮林です。
暑い日が続きますが、今日は突然の大雨、確かにまだ梅雨明けはシテイナカッタ。前回日傘を使う話をしましたが、雨にも対応するので、皆様も是非使用されることお薦めです。
今回は、ワイヤー矯正とインビザラインとの比較を説明したいと思います。
歯列矯正には様々な方法がありますが、特に代表的なのが「ワイヤー矯正」と「インビザライン(マウスピース矯正)」です。それぞれにメリット・デメリットがあり、患者さんのニーズや歯の状態によって適した方法が異なります。
ワイヤー矯正は、金属やセラミック製のブラケットを歯に固定し、ワイヤーで力を加えて歯を動かす伝統的な方法です。細かな調整がしやすく、難しい症例にも対応できるため、重度の不正咬合や骨格的な問題にも効果を発揮します。また、矯正医が直接コントロールするため、確実性が高い点も特徴です。ただし、見た目が目立ちやすく、食事や歯磨きの際に不便を感じることがあり、口内炎ができやすいなどのデメリットもあります。
一方、インビザラインは透明なマウスピースを使う矯正法で、目立ちにくく、装着していても周囲に気づかれにくいのが大きな魅力です。また、取り外しが可能なため、食事や歯磨きがしやすく、口腔内を清潔に保ちやすいという利点があります。ただし、1日20〜22時間以上の装着が必要で、自己管理が非常に重要です。また、重度の不正咬合や抜歯が必要なケースでは対応できないこともあります。
総じて、見た目や日常生活の快適さを重視するならインビザライン、確実性や複雑な矯正が必要な場合はワイヤー矯正が向いているといえるでしょう。最終的には、矯正専門の歯科医師と相談し、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
当医院には矯正専門医がおります。また無料相談もお受けしておりますので、気になるお方はお電話ください。
