こんばんは!助手兼受付の小林です!
皆さんお元気でしょうか!?
今日はオイルプリングという新たな情報を得たので皆さんにシェアしていきますね〜︎︎︎✌︎
オイルプリングとは、インドの伝統医学・アーユルヴェーダの中の自然療法を起源とする「オイルで口をすすぐ」健康法のことです。
プリング(pulling)には「引きはがす、引っ張り出す」という意味があります。
口内細菌をオイルで絡めとって排出することで、今まで口内細菌の撃退に使われていた免疫機能の負担が減り、その分他の不調の撃退に力を入れることができます。
つまり免疫力が高まることにより様々な疾患の改善につながるという理論です。
口に入れたオイルが私たちの健康を回復するのではなく、免疫力の上がった体が健康を回復するという仕組みです。
また、口をしっかり動かすため顔の筋肉が鍛えられ、リフトアップにつながります。ほうれい線が薄くなった!という声もあるそうです。
私たちの口腔内には何百種類もの細菌が存在し、プラーク(歯垢)1㎎には1億以上の細菌が存在します。さらには、ウイルスや微生物、真菌も生息し新種がたえず発見されており、詳しく調査されているのはそのごく一部にすぎないそうです。
口の中をみるとその人の健康状態がわかるといわれ、近年さまざまな疫学的研究や細菌学研究などにより全身疾患と口腔内環境との関わりが示唆されてきています。
(酪農家なども、動物を買う時には必ず口の中を調べるそうです。それは口腔内の状態が、体全体の状態を反映しているからです。)
特に、歯周病菌とその他の病気との繋がりが注目されていて、歯周病を防ぐことが健康への近道だとも言われています。
アーユルヴェーダではごま油を使ってオイルプリングを行いますが、抗菌作用の高いラウリン酸を多く含むココナッツオイルで実践するのがより効果的なのです。
ココナッツオイルに含まれる分子の細かい脂肪酸(カプリル酸・カプリン酸・ラウリン酸)が歯肉の奥に潜む細菌を引っ張り出してくれます。
口内に生息する大半の微生物は単細胞で、こうした細胞は脂質の膜で覆われています。
油(脂質)と水を混ぜようとしても分離し混ざりませんが、油と油はお互い引きつけ合い、一体化します。
ちょうど磁石のような働きで、ココナッツオイルが細菌を引っ張り出すイメージです。
オイルプリングは特に回数を決められていませんので、1日に何回でもできます。
口内細菌が一番多いと言われる、朝一番(起きてすぐ)に行うのが最も効果的です。または食事前などの空腹時です。
<オイルプリング方法>
1)ココナッツオイルを10g(小さじ2杯)ほど口に含みます。 ※うがい中に唾液の分泌があるのであまり多く入れすぎないこと。 ※ドライマウスの方は、コップ1杯の水を飲んでからするのもおすすめです。
2)唇は閉じたまま、リラックスしオイルを口の中で動かします。 ※オイルを吸い込んだり、押し込んだり、まんべんなく全体に行き渡らせます。
3)15分~20分間そのまま続ける。(唾液を十分に分泌し、オイルと乳化させることが重要です!) ※はじめは難しければ一旦吐き出し、また新しいオイルで始めます。 ※時間は長いほど効果があると言われています。
4)オイルをビニール袋に吐き出し、水で口をすすぎます。 ※洗面台などに吐き出さず、ごみとして捨てる方法をおすすめします。(排水溝でオイルが固まるため) ※飲み込まない。(うっかり飲んでしまっても問題はありませんが、細菌や毒素でいっぱいなので、できる限り飲み込まないようにしてください)
<好転反応とは…>
オイルプリングを始めると、最初の数日~数週間今までより体調が悪くなることがあります。
これは、オイルプリングによる解毒が順調に進んでいる証拠で、浄化に伴う一時的な反応です。
一般的な好転反応としては、
・吐き気
・鼻水や痰が出る
・風邪のような症状
・発疹
・頭痛
などが上げられます。
好転反応は、体がデトックスを進行させている過程でおきますので、通常なら数日~1週間程度でおさまるようです。
See you next time︎︎☁︎︎*.