今晩は!
医療法人社団愛生会
新秋津秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士鈴木です。
今年は元旦から大きな地震があり、
被災された方々のニュースを聞くと、
辛い気持ちになりますが、少しでも
被災された方々がもとの生活に
戻るこができるように
お祈り申し上げます。
大きな災害が起こると、
備えなければ!という気持ちさせられます。
が、家にある防災グッズの食品は賞味期限が
きれており、家のトイレットペーパーが
なくなりかけて、備えているものを
拝借したりと…😅
見直す機会となりました。
また、NPO法人で働いている方から
アドバイスを頂きまして、
「町内会にはいるといいよ」とのこと。
近くに住んでいる方々と顔を合わせていると
いざという時助け合うことができる、
ということでした。
以前も問題になりましたが、避難生活が
続くと、口腔ケアがおろそかになって
しまう問題もあります。
水が不足しますので
貴重な水を使って歯磨きをすることが
できず、口の中がずいぶん汚れた状態で生活
をすることになってしまいます。
1995年に発生した阪神・淡路大震災の際、
震災に関連して発症・増悪した「関連死」
としては、「肺炎(誤嚥性)」が特に多かったと
のことで、年代では高齢者が多く、
極端な水不足から口内ケアができず、
慣れない避難所生活で免疫力低下も重なり、
肺炎を引き起こしたのではないかと、推測し
ています。
歯ブラシの物資がそもそもなかなか
届かない、そのような場合はどのように
口腔内環境を整えたらいいのでしょうか?
ある病院の歯科医師によりますと、
ウエットティッシュなどで歯の表面を
拭いて、歯の表面のヌルヌルした感じが
とれただけでも、歯に付着している
細菌数が減っていると考えてよい、
乾いたティッシュやハンカチで代用する
ことも可能とのこと。
また、誤嚥性肺炎につながる細菌は、
入れ歯にも付着しているため、
入れ歯も同様の手入れを施してほしい
とのことです。
日ごろ備えている防災グッズには是非
歯ブラシやマウスウォッシュも
入れておくのをおすすめします‼️
そして何よりも、そのような
防災グッズを使う機会が起こらないようにと
願うばかりです💨