こんにちは。
最近プリンターを購入したのですが、スキャンの高精度さにハマってしまい、本棚の片っ端から色んな本を電子化しまくっている歯科技工士、佐藤れいあです。
私事で恐縮ですが、もうすぐ私の誕生日ということでドイツの友人から面白いものが沢山送られてきました。
その中でもお気に入りなのはこちら。
なんとこれ、ただの石ころの置物ではありません。
1989年11月9日の歴史的出来事、そうベルリンの壁崩壊の「ベルリンの壁」です。
壁なのです。証明書も入っていました。
壁のかけらの中に閉じ込められている砂利を見つめながら、この壁が国を超えて時を超えて私の手の中にある感動を噛みしめるのが最近のルーティンでもあります。
さて、ベルリンの壁が崩壊した「11月9日」ですが、この日は壁崩壊以外にも20世紀のドイツでさまざまな重大事件が発生していることからドイツでは「運命の日」と言われたりもするそうです。
ちなみに、その前日11月8日は何の日かご存知ですか?
「いい歯(118)の日」
と日本歯科医師会によって定められています。
この日に「いい歯」を目指すための啓発運動などをするそうです。
しかしながら、いい歯と言ったってどんな歯を指すのかわからないですよね。
調べてみるとこのような図が載っていました。
日本歯科医師会によると「いい歯」とは、「QOLを高めてくれる、日々の生活をいきいきさせてくれる歯」とし、具体的には噛めるサイクルが健全に保たれる歯のことを言うそうです。
噛める歯を持つということは、ただ単に食べ物が食べられるというメリットだけにとどまらず、唾液の分泌や脳の活性化による老化防止。運動機能の向上により、転びそうな場面では踏ん張れるようになります。
これらはもう証明されている事実なのです。
歯一つ一つは小さくて、「一つくらいダメになっても大丈夫だろう」と思ってしまいそうですが、その一つで身体のバランスにまで影響するような複雑で繊細な器官であるのだと、少しでも認識して頂ければ幸いです。