こんにちは歯科技工士の宮林です。
めっきり朝晩、寒くなりました。今日は11月8日。
いい歯の日でもあり、立冬です。
秋の紅葉は、冬の紅葉へと感じます。
風邪、インフルエンザの話も、よく耳にします。
負けずに、追い払うぐらいの強い気持ちで、乗り切りましょう。
先日、令和天皇即位の礼が執り行われましたが、今から100年程前には、
大正天皇の即位の礼がありました。その時にも欧米から招いた賓客を、
もてなす宮中晩さん会も開かれました。
日本の西洋料理は、1853年ペリー来航により持ち込まれました。
その間、明治後期までは、まともなフランス料理がありませんでした。
テレビドラマにもなった天皇の料理番、秋山徳蔵さん。
20才でフランスに単身渡り、当時の巨匠ナーギュスト・エスコフィエに
師事。日本のフランス料理のパイオニアになりました。
そこで、大正天皇の宮中大晩さん会の料理長に抜てきされたのです。
極東の島国でまともなフランス料理など、できるはずもないと思われて
いましたが、これが大絶賛、欧米の賓客の心を捉えたのでした。
その秘密は「人は何をおいしいと思うか‥」にありました。
日本には、伊勢エビやズワイガニなど高級食材がありましたが、あえて、
当時欧米でよく食されていた「ザリガニ」を出したそうです。
『旨い』ものとは、その人の身体の要求にピタリと合ったもので、そう、
おいしさは思い出の中にあるそうです。(子供の頃によく食べた)これは、
大人になっても、やみつきになるそうです。
小学校低学年の食事はとても大事になるそうですよ。
最後にもう一つ大事な話です。
昭和天皇の一日の食事。朝食8時30分、昼食12時、夕食18時に取られていた
そうです。
体内時計を整えるには、日光を浴びるの他に、食事も大いに関係するそうで、
「朝食と夕食の間を12時間以内にする」と体内時計が整いやすく生活習慣病予防に
つながるそうです。