こんにちは歯科技工士の宮林です。
めっきり朝晩冷え込んできました。車のウインドーウォシャー液を吹きかけ、汚れが取れず表面が凍ってあわててしまった今日この頃です。
私の好きな銀杏並木も鮮やかです。
少し前に「秋の日本を騒がす奇妙な事件」という面白い番組がありました。
北海道から九州まであったことのようです。それは
車のエンジンルームに「柿」が入っていた事件です。しかも枝付きの柿。いったい誰が?
どの犯行現場の近くにも柿の木はあったそうです。
ここで柿の話です。
柿は江戸時代あたりから庶民が育て、全国各地にたくさんの品種が誕生したそうです。
100年程前の調査では、全国に1000品種ぐらいあっただろうという記載が残っているそうです。「柿」がそれほど広まったのは暮らしの中で重宝されてきたからで、干し柿にして保存食にしたり、渋柿から作る柿渋を染料や塗料として利用されてきました。さらに
抗菌作用のある葉っぱでお寿司を包んだり、様々に活用されてきたようです。
話を戻して、人の身近に暮らしながらこのような行動ができるかもしれない動物は、犬、猫、猿、狸、狐、烏(鳥)アライグマ、ハクビシン、テンなどです。この中から動かぬ証拠としてカメラに収められていたのは「テン」でした。
テンは体が小さいので、外ではライバル(キツネ、タヌキ)に食べ物を横取りされてしまう危険があるため、安全な場所に運んでから食べる習性があるようです。動物園の飼育員さんも食べている姿をなかなか見ることはないそうです。
テンにとっては「車」は、食事処であったり、一時保管場所でもあったのですね。