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弘法 筆を選ばす?

こんにちは!

医療法人社団 愛正会

新秋津・秋津駅前まつばら歯科

歯科衛生士の五十嵐です。

 

歯ブラシ売り場の前で、時々立ち止まって 歯ブラシを眺めることがあります。患者さん達は、このたくさんの歯ブラシの中から、どれをどんな基準で選ぶのでしょうか。

 

歯ブラシの毛の部分は、だいたいナイロン製か、ポリエステル樹脂なのですが、獣の毛の歯ブラシを見つけました?

 

それは豚の毛だったと思いますが、ロングセラー商品だな、きっと根強いファンがいるんだな、と感じました。

 

豚毛など獣の毛は、吸水性があるので不潔にならないよう、しっかり乾かさねばならないところが注意事項です。

 

動物の「毛」と聞いて、思い出すのが、お習字の筆です。こちらは馬や羊の毛が多いです。弘法筆を選ばず、と言いますが、調べてみると、空海自身は「腕のある良い職人は、まず何よりも先に道具を研ぎ、優れた書家は必ず良い筆を使用する」という意味の言葉を残していて、優れた筆の作り方を習い、逸品と呼ばれるような高級な筆を使っていたそうです。

 

このことわざは、弘法大師空海の伝説から生まれたようで、名人や達人と呼ばれる人はどんな道具でも見事に使いこなす、という意味で、そのテクニックをもってすれば、どんな筆でも、その特性を発揮させて美しい字を書くことが可能で、字の善し悪しを筆のせいにしないという意味にも発展しているようです。

 

歯ブラシに話を戻しますと、歯ブラシの毛の材質は、ナイロンなど一般的な人工の物の方が衛生的で効率は良いと言えます。そしてある程度のテクニックで、どのような歯ブラシでも使いこなすことは可能ですが、やはりシンプルな形でコンパクトな物が使いこなしの幅は広くオススメです(^^)

 

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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