こんにちは歯科技工士の宮林です。
梅雨ですね。近年は線状降水帯の名称で、大雨や集中豪雨を発生させたりします。
天気予報はしっかりと、見ておきましょう。
それに比べ、静かな雨に紫陽花、その葉にカタツムリ、正に梅雨の写真の情景です。
そのカタツムリの祖先は、海に住んでいた巻貝の仲間です。
様々な時代に上陸して、陸上の環境に適応し、多様に進化していったと考えられるそうです。
童謡にもあります。ツノ出せ、ヤリ出せ、頭出せ、と。
頭から大きく伸びている2本の大触覚の先端にある、ポツンとした黒いものが目です。
その下にある小触覚は、においや味を感じ取る役割があります。
よく見ると貝殻の入り口に穴が開いていて、そこで呼吸をしています。
海にいる巻貝にはありません。陸上に暮らす為に発達させたものだそうです。
一年で最も活発に行動するのが、6月の梅雨の時期です。
ヤリ出せのヤリは子孫繁栄のための器官です。
また、カタツムリの好物は、木の表面に生える藻の仲間の藻類(コケ等)です。
この藻類は木にしっかり張り付いていて、簡単には剥がせません。
しかし、口の中に驚きの秘密があります。
口の中から舌のようなものを出して、なめるように動かしている、そこには
白いツブツブした四角いものがあります。この1つ1つが歯です。
大きさは0.05㎜、歯の数は生物界最多の1万本以上あります。
ヤスリのような歯で、こそげ取ることができるのです。
いいですねぇ。1万本。ヒトの歯は乳歯20本、永久歯親知らず含め32本。
大事にして、しっかりと守っていきたいですね。
新秋津・秋津駅前まつばら歯科は、そのお手伝いをさせて頂きます。