こんにちは歯科技工士の宮林です。
真冬のような寒い日が続きます。
2月16日は「天気図記念日」だそうで、1883年(明治16年)2月16日に、ドイツ人の気象学者の指導のもと、日本初の天気図が作成された日だそうです。また全国天気予報は、1884年6月1日にスタートしたそうです。
この時期、私達技工士の仕事場も乾燥気味です。そこで、プラズマ・・・・・という加湿器が稼働しています。
実はこのプラズマですが、再生医療にも関係しているようです。
夏から秋にかけて、よく発生する雷「稲妻」。
その昔雷が落ちた田畑の稲は、豊作になると言い伝えられていました。そのため「稲の妻」と呼ぶようになったのが由来のようです。
個体、液体、気体に次ぐ第4の物質の状態をプラズマというそうです。実はこの雷に伴う力を使って、「脳」の再生に挑戦している科学者の方がいらっしゃいます。
大気中にある酸素や窒素などをプラズマ化し、それをラット、マウスの脳にプラズマを照射する実験で、脳が活発に細胞分裂を始めたそうです。つまり受精卵に近いような状態に初期化される、つまり「幹細胞」になったそうです。
海外ではやけど、傷の治療に、日本でもがん細胞にも効果があると研究が続いているそうです。
「稲妻」も大気中の物質をプラズマ化し、稲の成長因子を活性化させた。稲妻もまんざらではありませんね。明日への光です。