こんにちは、歯科技工士の宮林です。
大変暖かくなりました。今日は風が強いです。
マスク時代ですので、土ぼこりや花粉を吸い込むのは軽減されますが、コンタクトレンズをされている方々は大変かと思います。
メガネに変えて新たな魅力を発見してみてはいかがでしょうか。
今回はたくさん食べても体重が増えない人、少し食べただけで増える人の違いについて書いていきたいと思います。
人間の身体を形作る細胞は60兆個近くですが、腸内細菌はそれだけで100兆個にも上ります。重さにして1kgにもなるそうです。
腸内細菌には
・善玉菌(ビフィズス菌、乳酸菌等)
エネルギー吸収をコントロール、腸の蠕動運動を促す
・悪玉菌(大腸菌など)
食物などを腐敗させたり、害を及ぼす
・その他の細菌(日和見菌)
環境によって善玉にも悪玉にもなる
などの大きな分類があり、その種類は1000以上です。
1000種類もの腸内細菌が腸の中に広がり、ひしめき合う様子が花畑のように見えるので腸内フローラとも呼ばれます。この腸内フローラの状態が体重の増減に大きく関係しているようです。
腸内フローラを作り出す細菌の割合は「善玉2:悪玉1:その他7」が理想的だそうです。この割合が崩れると便秘、下痢、アレルギー小疾患など全身の様々な病に関係していることがわかってきています。
腸内細菌のバランスが崩れる原因として加齢、高脂肪の食事が挙げられます。バランスの改善のためには発酵食品や食物繊維はもとより、たくさんの品目を食べて、食後は安静に過ごすことが重要です。
食事以外にも、脳と手先を使ったなるべく複雑な作業も良いようです。
健康維持、長寿、腸内フローラのために、ぜひ考えてみてください。私も頑張ります。