こんにちは!
医療法人社団愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士 阪です。
昨日は院内ミーティングの後、年に一度の納涼会でした!
おいしい食事と楽しい会話を楽しむことができ、とてもすてきな時間を過ごさせていただきました☺️
そして食事はただ栄養をとるだけでなく、その味を楽しんだり、誰かとの会話を楽しんだり、人生の大きな楽しみのひとつなのだと改めて感じました😌
では、おいしく食事を楽しむためにはどのようなポイントがあるのでしょうか?歯科からお伝えできる6つのポイントをご説明します🦷
1. しっかりかめる歯を保つ
食べ物の味や香りをしっかり感じるには、「よくかむ」ことが必要です。かむことで食材が細かくなり、舌や口の粘膜に触れる面積が増えるため、味覚がより鮮明になります。また、かむ刺激は脳にも良い影響を与え、認知機能の維持にもつながるといわれています。
虫歯や歯周病で歯を失うと、かむ力が弱まり、硬いものや繊維質の多い食材が食べづらくなってしまいます。すると、食事の幅が狭まり、栄養の偏りや「食べる楽しみ」の減少につながります。定期的な歯科検診で虫歯や歯周病を早期に発見・治療し、自分の歯をできるだけ長く保つことが大切です。
2. 入れ歯やインプラントの調整
歯を失ってしまった場合でも、入れ歯やインプラントを適切に使えば、かむ力を取り戻すことができます。ですが、入れ歯が合っていないと痛みや違和感が出て、食事が苦痛になることもあります。
「最近、硬いものを避けるようになった」「入れ歯が動いて噛みにくい」と感じたら、我慢せずにご相談ください。わずかな調整で食べやすくなることもあります。
3. 唾液を大切に
唾液は「おいしく食べる」ための重要なパートナーです。食べ物を湿らせて飲み込みやすくするだけでなく、味を舌の味蕾(みらい)に届ける役割も果たしています。唾液が少なくなると、味が感じにくくなったり、口の中が乾いて食べづらくなったりします。
唾液分泌を促すには、
・よくかむ(ガムや乾き物も活用できます)
・水分をこまめにとる
・舌や頬のストレッチをする
ことなどが効果的です。また、薬の副作用や加齢で口が乾くことがあります。その場合は、保湿ジェルや人工唾液を使うのも有効です。
4. 舌と口腔内の清潔を保つ
食べ物の味は舌で感じます。舌に汚れ(舌苔)がたまると、味覚が鈍くなったり、口臭の原因になったりします。舌ブラシで舌を清掃することで、味覚が改善することがあります。
また、歯周病や虫歯で口の中に炎症があると、違和感や痛みで食事を楽しめなくなります。
ご自身での日々の歯磨きと定期的なプロフェッショナルケアは車の両輪です。
5. バランスのよい噛み合わせ
噛み合わせのバランスも「おいしく食べる」ために大切です。どちらか片方の歯ばかりでかんでいると、顎関節や筋肉に負担がかかり、痛みや疲れが出てきます。歯並びやかみ合わせに問題があると感じたら、ぜひご相談ください。
6. 定期検診とセルフケアの両立
「痛くなったら歯医者へ」ではなく、「おいしく食べ続けるために歯医者へ」という意識が大切です。歯石やプラークは自分では完全に取り除けません。定期的なプロのクリーニングで清潔な口腔環境を維持しましょう🦷
当院では、保険適用の治療はもちろん、より高度な治療やメンテナンスメニュー、オーラルフレイルケアなど自由診療も充実しております。
おいしく食事を楽しむために、お困りごと・気になることがございましたら、何でもお気軽にご相談ください。ご予約お待ちしております☺️
