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👅あなたのベロはどこにある??👅

こんにちは!
医療法人社団愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士 阪です。

みなさんの趣味は何ですか?
私は少し前からピラティスをはじめました!

レッスン前には、体の構造の話や季節の話など先生からいつもお話が少しあるのですが、なんとびっくり!舌のお話がありました👅
舌を正しい位置に置くことで顔の筋肉がひきしまり若々しくみえることはもちろん、身体はつながっているので舌の位置を整えることで体も整ってきたりするのだと教えていただきました。
まさかこんなところでも歯科に関わるお話をきくことになるとは驚きでしたが、改めてお口が全身に関わってくることを実感したレッスンでした🧘

では、舌が本来あるべき正しい位置とはどこにあるのでしょうか?正しい位置にあることで起こること・正しい位置にないことで起こってしまうことは何でしょうか?これからお伝えしていきますので、今自分の舌がどこにあるのか、一度確認してから、読んでみてくださいね👅

⭐️舌の正しい場所とは?

舌には「安静時の正しい位置」があります。これは何もしていないとき、つまり飲み込んだり話したりしていないときに舌がどこにあるか、ということです。理想的には、舌全体が上あごにしっかりと接している状態が正しいとされます。特に舌先は、上の前歯のすぐ後ろにある「スポット」と呼ばれる部分(歯の裏に直接触れるのではなく、その少し後ろの歯ぐきのふくらみ)に軽く当たっています。そして舌の中~後ろ側は上あごの天井に吸い付くように持ち上がり、舌全体が上に収まっているのが理想です。

このとき、唇は軽く閉じ、歯は上下が触れずにわずかに離れています。鼻呼吸が自然にできており、顎や首の筋肉に余計な力みがないのもポイントです。

⭐️舌が正しい位置にあるとどうなるか?

1. 呼吸が楽になる
舌が上あごについていると、気道が広がり、鼻呼吸がしやすくなります。これは舌が下に落ち込んで気道を塞がないからです。睡眠時無呼吸症候群やいびきの予防にもつながります。
2. 歯並びが安定する
舌は強い筋肉の塊で、歯並びに大きな影響を与えます。舌が上あごにあることで、歯列に均等な内側からの圧がかかり、外側からの頬や唇の圧とバランスがとれます。その結果、歯列が乱れにくく、矯正後の後戻り防止にも効果があります。
3. 顔の発育が整う
特に子どもにとって舌の位置はとても重要です。舌が上あごにあることで、上顎骨が広がり、鼻腔や気道も広がります。これが顔全体の骨格形成に影響し、整った輪郭や正しい噛み合わせを育てます。
4. 発音や嚥下(飲み込み)がスムーズになる
舌が正しい位置にあると、音を出すときや飲み込むときに自然な動きができます。特にサ行やタ行などの発音は、舌先の位置が正しくないと不明瞭になりやすいのです。

⭐️舌が正しい位置にないとどうなるか?

舌が本来の位置から外れて、下に落ちたり、前歯に押し付けられたりすると、さまざまな問題が生じます。
1. 歯並びや噛み合わせの乱れ
舌が前に出るクセ(舌突出癖)があると、前歯が押されて「出っ歯」や「開咬(前歯が噛み合わない状態)」になりやすくなります。また、舌が下に落ちていると上顎が十分に広がらず、歯列がガタガタになりやすいです。
2. 口呼吸の習慣化
舌が下にあると口がポカンと開きやすくなり、口呼吸が習慣になります。口呼吸は虫歯や歯周病、口臭のリスクを高め、さらに全身の酸素供給にも影響を及ぼします。子どもの場合は集中力の低下や姿勢の悪化にもつながります。
3. いびきや睡眠時無呼吸
 舌が下がると気道を塞ぎやすくなり、睡眠中にいびきや無呼吸が起こりやすくなります。大人だけでなく子どもにも見られ、成長や学習に影響を与えることがあります。
4. 発音の問題
 舌先が正しいスポットに当たらないと、サ行やタ行がうまく発音できず、舌足らずな話し方になったりします。英語の発音でも舌の位置が重要で、正しい舌位は言語習得にも役立ちます。
5. 顔や姿勢への影響
 舌が下がることで上顎の発育が不十分になり、顔が縦に長くなる「ロングフェイス」と呼ばれる形になりやすいとされています。また、気道確保のために頭が前に出る「ストレートネック」になり、肩こりや姿勢の悪化にもつながります。

当院では、お子様のお口の発達を助ける「プレオルソ」という装置もご用意しております。
お口の発達や歯並びなど、気になることがございましたらお気軽にご相談ください🦷

みなさまのご来院をお待ちしております🦷

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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