こんにちは!
医療法人社団 愛正会
新秋津.秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士の五十嵐です。
夏のように暑い日が続いていますが、体調いかがですか?
保護者の方から、以前、「お友だちの〇〇くんは、お菓子をいっぱい食べていて歯もそんなに磨いていないようなのに、むし歯がないんです。わが家は歯はしっかり磨いているし、甘いおやつも気をつけているのに、むし歯ができてしまって…」
歯の質、唾液の量や質、かみ合わせ、食事のとり方、性格、遺伝的要素…?
確かにそういう事例はたまに見かけます。
歯磨きをそんなにやらなくてもむし歯になっていない…
でも、むし歯はないお口でも、歯ぐきは赤くなっていたり、腫れていたり、歯ぐきの病気になっていることは多いです。歯ぐきの病気は、ほぉっておくと、はを支えている骨が溶けてしまい、痛みを感じずに進行して最悪歯が抜けてしまうこともありますから、油断してはならないとなります。
私の父親は、歯がとてもよくてむし歯の治療をしたことがないのです。磨き方はおそろしいほどの力で、大音量でガシガシ。勢いあまって、歯ブラシが目に入ってしまい、眼科に駆け込んだそうです。
「目を竹のほうきで、はいたようになっていますよ。」
そんな父親も、長年のガシガシ磨きで歯ぐきが下がってしまい、(高齢になって今まで食べなかったお菓子などをたべるようになったことも原因だと思います)歯の根元部分がむし歯になってしまいました。そして歯ブラシの届かない奥歯は歯周病に。
根面カリエスと言ったりもします。
ですが…当の本人は根面カリエスが見つかった時痛みがなかったものですから、むし歯になったと思っていないのです。
そして歯周病になった自覚もありません。
今の磨き方で、問題ないから大丈夫!
歯は丈夫だから大丈夫!
はい。大丈夫な時もありますが、お口の中は少しずつ変化しています。
時々、鏡でお口の中を見てみてください。
歯ぐきの形や舌の色も観察してみていただけたら嬉しいです!