医療法人社団 愛正会 新秋津秋津駅前まつばら歯科 歯科衛生士の橘です。
小さなお子さんを持つ保護者の方から、よく相談されることがり、本日もちょうどそのご相談をうけました。
それは、「子供の歯が生える時期」について。
「1歳を過ぎたのに、まだ歯が1本も生えてこない、」
「まだ5歳なのに、もう前歯がグラグラして抜けてしまった!」
「お友達はもうたくさん大人の歯が生えているのに、うちは遅くて心配…」
我が子の成長を想うからこそ、周りの子と比べて焦ったり、不安になったりしてしまいますよね。
今回は、そんなパパ・ママの心が少しでも軽くなるように、乳歯の生え方と永久歯への生え替わりについて、お話ししますね。
1. 「平均」はあくまで目安!教科書通りには進みません
育児書やネットを見ると「生後6ヶ月頃から下の前歯が生え始め、6歳頃から生え替わる」といった一般的なスケジュールが書かれています。
ですが、これはあくまで「たくさんの子供たちの平均値」にすぎません。
身長の伸び方や歩き始める時期に大きな個人差があるのと同じで、歯の成長スピードも子どもによって本当に十人十色です。半年〜1年程度のズレは、全く珍しいことではありません。
2. 時期よりも大切なのは「順番」と「左右のバランス」
歯科衛生士として、私たちが時期よりも注目しているのは「生えてくる順番」と「左右対称に生えているか」です。
基本的には、以下のような順番で進むことが多いです。
乳歯: 下の前歯 ➔ 上の前歯 ➔ 奥の歯へ
永久歯: 下の前歯・「6歳臼歯」と呼ばれる大きな奥歯 ➔ 上の前歯へ
多少時期がズレていても、この順番に沿って、左右バランスよく生えてきていれば、基本的には問題なく順調に育っている証拠です。まれに、少し順番もズレることもあります。
3. ちょっとだけ注意!歯医者さんに相談してほしいケース
基本的には見守って大丈夫ですが、以下のような場合は、念のため一度歯医者さんでレントゲンを撮って確認してもらうと安心です。
1歳半になっても1本も乳歯が生えてこない
片方の歯は生えたのに、もう片方の同じ歯が数ヶ月待っても生えてこない
乳歯が抜けていないのに、すぐ後ろから永久歯が生えてきてしまった
もともと歯の種(歯胚)が歯茎の中に隠れているかどうかは、レントゲンを見れば一発で分かります。「念のための確認」として、気軽にお散歩がてら検診にいらしてくださいね。
子育て中は、小さなこと一つひとつが心配のタネになりますよね。
でも、歯が生えるのが早くても遅くても、最終的にすべての歯がきれいに生え揃えば、何も問題はありません。
「うちの子はゆっくりマイペースに成長中なんだな」と、温かく見守ってあげてください。
もしどうしても気になるときは、一人で抱え込まずにいつでも私たちに声をかけてくださいね。まつばら歯科の歯科衛生士は子育て真っ最中のスタッフもいますので、是非お話しして下さいね!

