こんにちは。
歯科衛生士の室田です。
皆さん、厚生省と日本歯科医師会が推奨している「8020運動」をご存じですか?
テレビなどで聞いたことがある人が多いと思います。
この取り組みは、80歳過ぎても20本以上の自分の歯で噛んで食事ができる事を目標にしています。
日本は
1999年では80歳で残存歯数20本以上の方は15%
2017年では80歳で残存歯数20本以上の方は50%にまで上がりましたが
歯科先進国といわれているスウェーデンは80%の国民が達成しており、日本はまだまだのレベルだと感じます。
私達、衛生士がもっと歯の大切さを知ってもらう努力が必要だと痛感しました。
近年、歯が多く残っている方が認知症やその他の病気になりにくいと言われています。
平成22年、香川県歯科医師会は 40歳以上・約1万9千人対象に残存歯数と医科医療費との関係を調べました。
その結果、20本以上歯が多く残っている方 年間の医療費が平均341.500円
それに比べ残存歯が0~4本の方は、年間の医療費が平均517400円
その差が175,900円で 医科医療費が1.5倍も多くかかっています。
若いうちから 定期的に歯科医院に行くことにより 1本でも多くの自分の歯を残すことが 結果的に医療費を減らすことに繋がるとわかりました。
皆さんが 生涯、ご自身の歯で美味しい食事ができるように 新秋津・秋津駅前まつばら歯科のスタッフがお手伝いしていきたいと思います。