こんにちは。新秋津秋・津駅前まつばら歯科の歯科衛生士の室田です。
先日、訪問歯科診療の勉強のため実際に行っている現場を見学させて頂きました。
訪問歯科診療とは、通院が困難な方のための歯科往診サービスの事です。
虫歯の治療だけでなく 入れ歯の作成や調整、虫歯や歯周病のチェック、歯石を取ったりする口腔ケアも行います。
今回、お邪魔した所は 杉並区にある老人ホームです。
施設は とても綺麗で理髪室の椅子を使い歯科医師は診療をして 歯科衛生士は各お部屋をまわり「口腔ケア」を行っていきました。
指導して下さる歯科衛生士の後について患者様の部屋に行き、
歯石を取ったり
歯ブラシや器具を使い歯垢を取ったり
歯肉や粘膜の清掃とマッサージ
唾液がよく出る用に唾液腺マッサージ
舌の清掃、トレーニング
義歯の洗浄
などを行うのを見学しました。
病気や高齢で歯磨きがじょうずに出来なくなった方は 虫歯や歯周病にかかりやすくなり また通院が困難ならば悪くなる一方です。
皆さんもご存知だと思いますが、認知症予防にはしっかり噛むことが大切です。
また、口の中が汚いと、誤嚥性肺炎や糖尿病、脳卒中、心筋梗塞などの病気にかかるリスクが高くなります。そういったリスクを回避するためにも 衛生士が行う「口腔ケア」はとても大切だと感じます。
今後 こういう分野はますます必要になっていき歯科医師や歯科衛生士により 多くの人が健康な口腔内を維持し 心も体も元気な高齢者が増えることを願っています。
近い将来、まつばら歯科でも そのお手伝いが出来れば 大変嬉しいです。