医療法人社団 愛正会 新秋津秋津駅前 まつばら歯科 歯科衛生士の橘です。
先日、もうすぐ12才になる子供が、「歯が痛い」と言ってきました。「え~」と、口の中を見てみたら、一番奥の12才臼歯とよばれる大人の歯が生えはじめ、歯肉がかぶっていて炎症をおこしていました。「ここ?」と、聞くと「うん」と、痛そうにしていました。
実はその痛みは「萌出性歯肉炎」といいます。6才臼歯や12才臼歯などの永久歯は、奥歯が完全に生えるのに、半年から1年かかります。そのため、歯の上に歯肉がかぶっている状態が長く続き歯と歯肉の間に歯垢や食べかすがたまりやすくなり、歯肉に「萌出性歯肉炎」という炎症がおこりやすくなります。「萌出性歯肉炎」の対処法は、奥歯の周りをキレイにして洗口剤などでうがいをして、歯垢や食べかすがたまらないようにしましょう!
お痛みがあるときは、一度歯科医院で診てもらうことをおすすめします。生えたての歯は虫歯にもなりやすいので、是非まつばら歯科で、生えかわりや、虫歯のチェック、予防をしましょう!患者様それぞれの仕上げ磨きのご指導もいたします。ちなみに「萌出性歯肉炎」には、先の小さな歯ブラシで優しく磨いてあげて下さい。
私も子供の歯にバイ菌が入ってしまったのだ…と反省しました…キレイにしてあげたら2日ほどで治りました。
6才臼歯、12才臼歯によくみられますが、乳歯が生えてくるときにも炎症がおきたりしますので心配なときは是非受診して下さいね!