こんにちは歯科技工士の宮林です。
良い天気が続いていますが、少し雨が欲しいですね。今夜は雨模様の予報でしたが、
降りませんでした。残念です。
テレビで東京の銀杏が黄色く色ずいた様子を映していますが、私の気に入っている銀杏並木は、
どちらかというと、まだ緑色に映ります。場所によって色々ですね。
第3波のコロナウイルスの広がり心配です。
前回のブログで少し免疫の話をしました。
日本人やアジア人の感染者が少ない理由は、共通の遺伝的な特徴による可能性があるという話を、
聞きました。約20万年前人類誕生が、東アフリカで始まり、世界に広がって行く過程で、
色々なウイルス病原体と闘ってきたはずです。人の体は不思議です。体の中に遺伝的免疫が、
備わってきたのでしょうね。これは想像で仮定の話ですが。
ある病原体に自然感染するとT細胞やB細胞の一部が記憶細胞として体内に残ります(長期間)、
その為再び、その病原体に感染した時は、素早く免疫反応が起きるのです。
この働きを利用したものが【ワクチン】です。
【ワクチン】とは予防接種で用いられる病原体の毒性を弱めるか無毒化したもの。
ワクチンによって記憶細胞が体内にできます。その後、病原体や毒素が体内へ侵入した場合に、
記憶細胞が働いて体を守ってくれます。
予防接種は免疫の仕組みを利用して、色々な病気にかからないようにするため、
考え出された知恵なんですね。