こんにちは。
最近の朝の流行りは、駅のホームの自動販売機で買える「しそ梅ジュース」を飲むことですが、酸で歯が溶けるのが怖いので2日に一回くらいにしようか否か、真剣に考えている歯科技工士佐藤玲安です。
先日、とある歯科医院で行われたAll-on-4の勉強会に参加してきました。
All-on-4とは歯が一本もない人向けの、インプラントオペの術式のひとつです。
皆さんは入れ歯が合わず、ガクガクしてしまっている方と会われたことはありますでしょうか。
All-on-4だと、4本のインプラントでがっちり固定させるので入れ歯より何倍も食べ物が食べやすくなります。
恐らく比べ物にならないでしょう。
このオペは、特に歯科医療チームの連携が必要となります。
歯科医師は安全に、また患者様の負担を少なくするためになるべくスピーディーにオペを行う努力をします。そして、歯科衛生士はそれを実現させるために最大限のフォローをします。
歯科助手も同じくです。
そして、この術式の特徴としてはオペ当日に、患者様に仮の入れ歯(のようなもの)を装着して帰って頂くのですが、そこは歯科技工士の腕の見せ所というものです。
勉強会先の病院では、それぞれの職種が全く無駄のない動きで一つのオペを支えており、私にはその光景は美しくも見えました。
職種から職種へのバトンタッチ。
まるでオリンピックの陸上リレーのようですね。言い過ぎでしょうか。
私もこのバトンをしなやかに受け取り、次の職種が安心して受け取れるようなプロの仕事をしたい、と思わされるような勉強会でした。