こんにちは!
医療法人社団愛正会 新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科助手兼受付の今村です。
あっという間に梅雨☔️が明けてしまい、いつもより早い本格的夏の到来?に気持ちも身体もまだまだついていけていない私ですが、皆さまお元気に酷暑の日々をお過ごしでしょうか。
尋常ではないここのところの暑さ…?この時期一番恐ろしいのが熱中症です。皆さま何かしら対策は取られていますでしょうか?
実は唾液には自浄作用があり、お口の中を潤し清潔を保ってくれるとても大切な存在なのですが、熱中症になると身体の水分である汗の分泌同様、唾液の分泌もとても悪くなります。
その状態が続くと虫歯・歯周病・口臭の原因となるのです。それを防ぐ為にこまめな水分補給は必須ですが、熱中症予防には、スポーツドリンクや経口補水液、塩分補給用キャンディー・タブレットなどを、日に何度かに分けて摂取することが良いと言われています。
ところが、相反して実はその一方でむし歯を予防するためには、糖質を日に何度も摂取しないことが良いとされています。糖質の量がたとえわずかであっても(一口の甘い飲み物?、アメ?一つでも)摂取するたびにお口の中は酸性に傾き、食べている間と食後20〜30分は歯が溶かされ続けるそうです?
では、熱中症にかからず、むし歯にもならずに夏を過ごすためにはどうしたらいいのでしょうか?
ひとつのポイントとしては、むし歯のリスクがあっても熱中症予防を優先すべき状況かどうかを冷静に判断することと言われています。炎天下☀️で活動する日などはまさに熱中症予防を最優先すべきですが、そのような中でも糖分を含んだドリンク類をダラダラ摂るのではなく、極度に発汗した前後にまとめて飲み、それ以外の水分補給は麦茶や水にするなどの工夫をすれば、少しでもむし歯のリスクを下げられます。発汗に伴う塩分補給が気になるのであれば、糖質も含まれているキャンディーやタブレットで摂るのではなく、昔の人のように麦茶に塩を入れるとか、梅干しを食べるなど工夫することで口内環境は保たれるかと。
熱中症対策として水分、塩分補給と共にそれに伴うお口への影響も考えていただけると、より健康に過ごしていただけるかと思います☺️