こんにちは!
医療法人社団 愛正会
新秋津・秋津駅前 まつばら歯科
歯科衛生士の五十嵐です。
暑くなると、ビール?が呑みたくなりますが、アルコール分解酵素をどこかで落としてきたように ある日突然呑めなくなってショックを受けました。そこで、ノンアルコールビールにしてみましたが、少し酔ってしまい、本当にアルコール入っていないのですか?わからない位ちょっと入れていませんか?と疑いました?
お口の中に飲食物が入ってくると、1時的にお口の中が酸性に傾いて、むし歯になりやすい環境になりますが唾液の作用で時間が経つと、また弱アルカリ性に戻っていく、という定説があり、ブログでもステファンカーブという図で紹介してきました。
しかし、1人のお口のなかでも、上の前歯と下の前歯では条件がかなり変わってきます。下の前歯は歯の裏側の近くから唾液がたくさん出ていますし、舌?を動かすことで、早くもとにもどることができます。しかし上の前歯は、唇?にうごきがなく舌があまりあたらなければ自浄作用が期待できず、むし歯になりにくい状態に戻りにくいのです。
つまり…
下顎前歯舌側…下前歯の裏側
よりも
上顎前歯唇面…上前歯のおもて面
の方がむし歯になりやすいのです。
このお話は、また詳しくしていきたいと思っています。
現在蓋つきのボトルという便利なものが巷にあふれていますが、中身がお水なら問題ありませんが、ちょっとずつ何回も飲むことでむし歯になってしまうことも問題になっています。
脱水症状も体には危険なので、水分補給に努めていただきながら、清涼飲料水の摂りすぎにも注意してくださいね。
ちなみに、甘くないからただの炭酸水ならよいのか?ビールなら?
炭酸も、やはり歯?に作用します。
お水で口をゆすぎましょう!と言いたいところですが、そうしたらいつも傍にお水持っていなくてはいけないので、大変ですね?