こんにちは。
寒いですね。
最近気づいてしまったのですが、私は防寒としてダウンコートやセーター、インナーTシャツばかり買っていたのですが、人間1番寒いのは脚先ですね。
ブーツを履くようにしたら、寒さに打ち勝つことができました。
今年の冬のテーマは「脚」の歯科技工士、佐藤れいあです。
先日、都内某所で舞台バレエ「くるみ割り人形」を観て参りました。
実は私、生まれてこの方バレエを観たことがなく、今回母親に誘われるまで全く興味がなかったのですが、観てみるや否やまるで夢の世界に入り込んだかのような素晴らしい経験をすることができました。
あまりの美しさに、上演終了後もしばらくふわふわした気持ちでいたのを覚えています。
上演後にプリンシパル2人(トップダンサー)のトークライブイベントがあり、劇中のあれこれについて観客に向けてオープンに話してくださいました。
2人はトップダンサーということもあり振付のレベルも高難度で、練習が大変だったそうですが、そんな2人がこのくるみ割り人形の劇中での最大の見せ場は、自分達が踊らない「コール•ド•バレエ」(群舞)のシーンであると口を揃えて言いました。
コール•ド•バレエとは大勢で踊ることを指し、これに求められるのはとにもかくにも
「統一美」
バレエを観たことがない者からしたら、群舞の方々は「その他大勢」の存在に思ってしまいがちかもしれませんが、舞台の上での統一美を目の当たりにした時の圧倒的な芸術性には度肝を抜かれます。
そしてこの統一美を生み出すには大変な苦労と努力があるそうで、プロ目線からは1番感動する場面だそうです。
表現の形には「個」の美しさと「群」の美しさがあることを学びました。
歯科技工をする上で何らかのヒントになりそうです。