こんにちは!
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士の澤田です🦷
「歯並び=矯正治療」と思われがちですが、
毎日の生活習慣やお口まわりの筋肉の使い方が、歯並びに大きく関係しています👍
特に成長期のお子さんはもちろん、大人の方でも改善できる習慣があります。
① 歯並びを悪くしやすい生活習慣を見直しましょう
まずは、歯並びに悪影響を与えやすい癖をチェックしてみてください。
✔ こんな癖はありませんか?
- 口がポカンと開いている
- 口呼吸をしている
- 指しゃぶり・爪噛み・唇を噛む癖
- 頬杖をつく
- 片側だけで噛む
- 食事の時間が短く、あまり噛まない
これらの習慣は、
歯を支える筋肉のバランスを崩し、歯並びが乱れる原因になります。
② 正しい姿勢と呼吸を意識する
歯並びは「お口の中」だけでなく、姿勢や呼吸とも深く関係しています。
正しい姿勢のポイント
- 足の裏が床につく
- 背中を丸めず、背筋を伸ばす
- 食事中は肘をつかない
正しい呼吸
- 基本は「鼻呼吸」
- 口が自然に閉じている状態が理想
鼻呼吸ができると、
舌が正しい位置(上あご)に収まり、歯並びが安定しやすくなります。
③ お家でできる簡単トレーニング(MFT)
当院でも指導することが多い、
**口腔筋機能療法(MFT)**の中から、ご家庭で続けやすいものをご紹介します。
🌸 あいうべ体操
口まわり・舌の筋肉を鍛える基本トレーニングです。
やり方
- 「あ」…口を大きく開く
- 「い」…口を横にしっかり広げる
- 「う」…唇を前に突き出す
- 「べ」…舌をしっかり出す
➡ これを 1日30回(10回×3セット) が目安
効果
- 口呼吸の改善
- 舌の正しい位置づけ
- 出っ歯・ガタガタの予防
🌸 パフパフトレーニング
頬や口唇の筋肉を鍛えます。
やり方
- 口を閉じて、片方の頬に空気をためる
- 左右交互に空気を移動
- 最後に両頬にためて「パフー」と出す
➡ 1日10回程度
効果
- 口元の筋肉バランス改善
- 食べこぼし・発音の改善
🌸 舌の正しい位置を覚えるトレーニング
舌は「上あごのスポット」と呼ばれる位置にあるのが理想です。
やり方
- 上あごの少しザラザラした部分に舌先をつける
- そのまま口を閉じてキープ(10秒)
➡ 1日数回意識するだけでもOK
④ よく噛んで食べることも大切
噛む回数が少ないと、
あごが十分に発達せず歯並びが乱れやすくなります。
おすすめポイント
- 一口30回を目標に噛む
- 食材は少し大きめに切る
- 柔らかいものばかりに偏らない
⑤ 無理せず、続けることが一番大切
トレーニングは
「毎日少しずつ」「楽しく続ける」ことが大切です。
・できない日があってもOK
・完璧を目指さなくて大丈夫
気になる歯並びや癖がある場合は、
早めに歯科医院でのチェック・相談をおすすめします😌
いつでもご相談をお待ちしております🌟
🦷 まとめ
- 歯並びは毎日の習慣で変わる
- 口呼吸・姿勢・癖の改善が大切
- お家でできるMFTで予防・改善が可能

