先日、友人のデンタルラボを見学させていただきました。
大変手入れが行き届いた、美しいラボでした。デジタル中心のスタイルで金属の鋳造は行わないそうです。
松風のE1スキャナーの設置状態や仕事との流れをみせていただき、先生がたとのやり取りの経緯をみることでデジタル特有の問題や現象についても教えていただきました。
一番見たかったのは写真の機材でフォーム3という3Dプリンタです。
詳しく経緯は知らないですが3Dプリンタの世界では有名で歯科技工に転用されたようです、多くの技術は後から歯科に転用されているようで自動車の世界から言わせると歯科のデータの種類は古いそうです。しかしながら基本フルオーダーメイドの歯科技工物は規格統一された工業製品とは違うので新しい古いという言葉で比べるのは合わないかもしれませんね。
横道にそれましたが驚いたのはこの3Dプリンタの適合精度です!
もうこの段階なのかと大変驚かされました。
また材料の管理も以前よりも若干簡易化され、いわゆる玄人のものから一般レベルになったといってよい感じでした。
やはり夜間に作動させて朝出来上がっているといような流れを確立されていました。
機械と人間の住み分けをしっかりしてポテンシャルを出し切っているなと感じ大変勉強になった一日でした。
こんにちは歯科技工士の佐藤です
日付: 2020年10月16日 カテゴリ:スタッフブログ