先日、特に寒かった日に薄着で出かけてしまって大変な目にあったので、ムキになって上から下までヒートテックをまとめ買いしましたが、家にストーブを出した途端、今度は暑さに悩まされる歯科技工士、佐藤玲安です。
もう12月ですね。クリスマスですね。
私は無宗教なのですが、クリスチャンの方はクリスマスの捉え方がまた特別なのでしょう。ちょっと羨ましいです。
少々浮かれた雰囲気の街を歩いていると、かわいらしいアドベントグッズに出会いました。
小さいパーツの組み合わせだが、色塗りもちゃんとしている…と感心しながら眺めていたら、値札が見えました。
そっと元の位置に戻しました。
が、それと同時に「Made in Germany 」の文字を見つけてしまい、ドイツオタクの私は再び手に取りお買い上げしてしまいました。
チョロい客です。
こちらはドイツとチェコの国境の山岳地帯、エルツ地方にある木のおもちゃメーカー、グラウプナー社のものです。
おもちゃ職人が一つ一つ丁寧に作っているため、大量生産のものよりもぬくもりが感じられます。
小さな金色のお皿はロウソクを立てる台です。キリスト教ではクリスマスイブまでの前4週間の日曜日は主日とされ、クリスマスの訪れをロウソクを灯してお祝いします。あのシュトーレンを食べる日でもあります。
薄暗い部屋でロウソクを灯しながらゆったりコーヒーを飲んでみたいとも思うのですが、残念ながら私の家にはバッチバチに明るい白色LED照明があるので、ほのかな灯りが馴染みません。
逆に、そのライトのおかげで細部までこのアドベントグッズを眺めることができるので、歯科の作り手として、エルツ地方の職人の仕事を眺めて楽しもうと思います。