こんにちは。
またできました口内炎。
私は食べ物を食べる時高速で咀嚼をするため、よく唇を噛んでしまいます。体調のよい時は悪化せず、すぐ治るのですが、ホルモンバランスが崩れている時期は口内炎になってしまいます。これを逆手にとって、口内炎によって健康のバロメータを計っているポジティブな歯科技工士、佐藤れいあです。
ドイツ好きの私は、SNSで興味のあるドイツ人を見つけてはちょっかいを出します。
先日逆に、あるドイツ人女性からメッセージを頂きました。
彼女はドイツの歯科技工士のマイスター„ Zahntechnikermeisterin”の資格を持つ方でした。
その前に「マイスター」とはなんぞやと。
ドイツにはマイスター制度というものがあります。
マイスターとはあらゆる専門職において、厳格な基準をクリアした人に与えられる称号です。その社会的地位はヨーロッパ全土でも認められるほど高いものになります。
ドイツの多くの専門職には国家資格が存在します。
パン屋さんやお花屋さんになるにも国家資格を取るために2年〜3年半ほど学校で学ばなければなりません。
国家資格は「ゲゼレ(Geselle)」と呼ばれ、これにより晴れてプロとして働けるわけです。
ただ、ゲゼレだけでは後輩指導や、自分の店をもつことは出来ません。
そこで次のステップとして、マイスター学校があります。
マイスターを目指す人はそこで約4年間、専門技術はもちろんのこと、経営学や教育学も学び試験を受けます。
そして合格すると、後世への技術の伝達者として「マイスター(Meister)」という称号を得ることができるのです。
さすが、ものづくりの国ドイツ。伝達者になるハードルが高い。
マイスターの女性歯科技工士さんとは、ドイツや日本での歯科事情を交換したりして刺激をもらっていますが、歯科とは関係なくお互いの国の文化の話も楽しんでおります。
彼女は日本の漫画や音楽が大好きで、是非東京に行きたいと言っているので、もし日本に来られた時には東京案内や、ぜひ当院を見せたいと思います。