こんにちは。初めまして!
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士の澤田です。
よろしくお願いいたします。
私事ですが、現在一歳になる息子の育児中です。
育児をしていると、楽しい事や嬉しい事ばかりでなく、病気や、怪我、そして歯のことで不安になることがたくさんありますよね??
そこで、今回は乳歯の生えてくる時期の目安と、お口の中のケアについてお話をさせていただきたいと思います。
乳歯の萌出時期は、生後6ヶ月から8ヶ月頃に最初の歯(乳中切歯)が生え始め、2歳半頃までに全20本の乳歯が生え揃います。
【乳歯の萌出順序と時期の目安】
・生後6〜8ヶ月頃:乳中切歯(下顎)か生え始める。
・生後10ヶ月頃:乳児切歯(上顎)が生え始める。
・1歳頃:乳側切歯(上下)が生える。(前から2本目)
・1歳6ヶ月頃:第一乳臼歯(手前の奥歯、前から4本目)が生える。
・1歳半〜2歳:乳犬歯(前から3番目)が生える。
・2歳半頃:第二乳臼歯(1番奥の奥歯)が生える。
乳歯が生えてくる時期は、個人差が大きいです。
なので遅かれ、早かれあまり心配しなくても良いでしょう!!
私の子どもも周りの同じ月生まれの子が、8本歯が生えていても、6本しか生えていませんでした…。
3〜4ヶ月程度の差は問題ありませんが、心配な場合は定期検診の際にいつでもご相談ください。
【お口のケアについてと、虫歯を防ぐために大切な事】
1、歯磨き習慣の確立
・歯ブラシの導入:6ヶ月頃から、歯ブラシを口に入れる練習を始めます。この時期は、歯をゴシゴシ磨くというよりも、歯ブラシを口に入れる感覚に慣れさせることが重要です。
・歯磨き粉の導入:1歳頃から、フッ素入りの歯磨き粉を少量使い始めます。(まずは低濃度のジェルタイプ『チェックアップバナナ』がおすすめです。)保護者による仕上げ磨きも忘れずに。
・歯磨きの習慣付け:楽しく歯磨きができるように、歌を歌ったり、キャラクターのものまねをしたり、歯磨きを好きになる工夫も大切です!
2、虫歯菌の増やし過ぎを防ぐ
・親の口の中のケア:親の虫歯菌は、赤ちゃんに伝染する可能性があるため、親も定期的な歯科検診を受け、適切な歯磨きを心がけましょう。
・キスや口移しを避ける:赤ちゃんへのキスや、食べ物を口移しで与えることは、虫歯菌が直接移ってしまう可能性があるため控えましょう。代わりに頬ずりなどのスキンシップを大切にしましょう。
・食器の共用を避ける:大人が使ったスプーンやフォークを赤ちゃんと共有すると、唾液を通じて虫歯菌が移る可能性が高まります。
3、甘いものの摂取を控える
・甘いおやつやジュースを頻繁に与えると、歯のエナメル質が溶けやすくなります(虫歯)。時間と量をしっかり決めてダラダラ食べたり、飲んだりする事がないようにしましょう!
・歯磨き後の甘いものを控える。歯磨き後にどうしても食べたがった場合はキシリトール100%のおやつであれば与えてもOKです!歯磨き後のご褒美としてもキシリトールのおやつはおすすめです。
4、定期検診に通うこと
・3歳までは、3〜6ヶ月に1回程度の歯科検診を受けましょう。
・歯科検診では、虫歯の早期発見だけでなく、歯並びのチェックも行えます歯科検診では、虫歯の早期発見だけでなく、歯並びのチェックも行えます。
