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二酸化炭素は大事

こんにちは歯科技工士の宮林です。

天気予報によると土日は雨模様です。しかし東京の桜の満開予報は月曜日です。

私の近くの桜は、まだ満開には少し時間がかかりそうで、今月末か1日、2日が私の予報です。桜は気持ちを明るくしてくれます。楽しい季節の始まりです。

 

前回のブログで「呼吸」を取り上げましたが、もう少し掘り下げたいと思います。

呼吸には生きるための呼吸(代謝性呼吸)とスポーツや試験など緊張した時に、意識をコントロールするための呼吸(随意性呼吸)があります。

人は空気を吸って酸素を取り入れ、二酸化炭素を吐き出します。では二酸化炭素は必要ないのか?実は血液のph(ペーハー)を正常に保つ働きをしているそうです。

Phとは液体が酸性かアルカリ性を示す数値で、0~14の数値に分けられ、7.0を中性として低い数値にいけば酸性、高い数値にいくにしたがってアルカリ性になります。

まつばら歯科でも口の中の消毒に酸性水を使用していますが、数値として2.5前後の酸性です。少しそれましたが、私達人体に流れる血液はややアルカリ性に近い7.35~7.45の狭い範囲にあるそうです。この7.4をキープしないと体にいろいろ異常が生まれるそうです。例えば中性に傾くと臓器や消化器に不調をきたし、かたやアルカリ性に傾くと筋肉に異常がでたり、意識障害(過呼吸)を引き起こしたりするようです。

アルカリ性に傾いた血液を、中性よりにするのに欠かせないのが二酸化炭素。

 

私達がしている呼吸は何のためにやっているかというと、体の中の二酸化炭素の量を調節して、酸性、アルカリ性を一定に保つようにしている。つまり二酸化炭素の働きで呼吸中枢が日々動いているそうです。

 

水中に潜って息苦しくなるのは、酸素がほしくて、と思いがちだが、体内の二酸化炭素を調節したくて息苦しくなる、という考え方が正しいようですよ。

 

二酸化炭素が呼吸のバロメーターという話でした。

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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