こんにちは歯科技工士の宮林です。
11月らしい季節です。朝晩少し肌寒く、日中晴れた日はやや暖かく、気持ちが良い秋晴れです。
今日は皆既月食及び天王星食の天体ショーでした。次回月食は 3年後、天王星食は322年後だそうで、これは無理ですね。
皆既月食はご覧になりましたか?
ところで、私達は日本の首都は何処と聞かれたら東京と答えますよね。
昔から都を移すときは、天皇が(遷都の詔)を宣言していました。藤原京、平城京、平安京と。ただ明治維新の時には出されていないのです。
平成30年2月13日の衆議院の日本の首都に関する質問に対する答弁書に、
[首都を東京都であると直接規定した法令はないが、東京が首都であることは広く社会一般に受け入れられていると考える]
それ以来何となく東京が首都だと思われている状況が続いている。
欧米に対抗するには、君主自ら国民の前に姿を表して、国をまとめることが必要だと考えて、大久保利通をはじめ、明治政府の人たちはみえる天皇をヨーロッパ型の近代的な天皇をアピールして、近代国家にしていこうと考えていた。
しかし、伝統としきたりを重んじる京都では、大胆な改革は進められなかった。大英断すべきは遷都であると、国民と共に歩む天皇に象徴すること、そらがまったく新しい国作り、それが遷都の目的だつた。
当時、京都の人たちは、京都が都でなくなる(不安)を天皇に嘆願をした。
岩倉具視はけして遷都ではないと収集を計った。
奠都(てんと)という言葉を使った。
遷都とは古い都を捨てて新しい都に移ること。
奠都(てんと)は新しく都を定めること。[古い都を捨てるは含まない]
遷都なき首都「東京」誕生です。