- おはようございます。
医療法人社団 愛正会
新秋津・秋津駅前まつばら歯科
歯科衛生士 黒岩です。
子どもの歯をよくみてみると、白くてツヤツヤしてるな〜っと、思ったことはありませんか?
大人になると、なんだか黄色っぽくなってきた??と感じることが増えてくると思います。
それはなぜでしょう〜!
それは、歯の質が変化してくるからです!
歯はエナメル質、象牙質、歯髄という構造になっています。
一番外側(表面)がエナメル質、
その内側が象牙質、
さらに内側が歯髄(神経)です。
エナメル質は灰白色で半透明ですが、象牙質は黄色っぽい色をしています。
黄色い象牙質の周りをエナメル質が覆っているため、中の色が外側に透けて、少し黄色く見えているのです。
子どもの頃は、この象牙質と呼ばれるものが薄いんですね。
年齢を重ねると、歯の表面を覆っているエナメル質が徐々にすり減って薄くなり、逆に内部の象牙質はだんだん厚くなっていきます。
なので、黄色が濃く見えてくるんですねー。
さらに人によって、エナメル質や象牙質の色味や厚さが異なるため、「私って人より歯が黄色いわ?」と、差が出るのです。
ただし、歯の色が変化してくる理由は、象牙質だけの問題ではなく、
内部由来(遺伝的なもの、薬剤によるもの、打撲、)
外部由来(お茶、コーヒーなどの飲食物、虫歯)
のものもあります。
一概にこれ!!と自己判断することは難しいので、ぜひご相談くださればと思います。