こんにちは歯科技工士の宮林です。
関東地方の梅雨入りは❓ したの、しないの、よく分かりません。。
しかし、真夏の様な良い天気です。
先週またまた、ゴルフの全米女子オープン選手権で、松山選手に続き笹生選手(日本、
フィリピン両国籍を持つ)が、女子メジャー大会で優勝しました。それも日本人同士の
プレーオフによるものです。ゴルフはメンタルスポーツ、まさにそんな試合でした。
粘りに粘った結果です。
粘り強いと言えば、竹も強くしなやかです。
竹は世界で1200種類あり、それぞれ成長の仕方は違います。
日本には、竹林が各地に見られます。
その竹林に異変が起きているそうです。120年に一度の異変です。
竹はイネ科に属します。やはり、稲の開花と似ています。花びらはありません。
風により授粉するので、虫や蝶に来てもらう必要がないのです。
稲は1回花が咲くと実を付けて枯れる。そういう意味からすると竹も一緒、ただ1回
咲くまでの期間が長く、120年に一度。
マダケ(真竹)120年、モウソウチク(孟宗竹)120年、ハチク(淡竹)67年、など。
もともと竹は地下茎で、1年間に2メートル、その節からタケノコのクローンができます。
種を頼らなくとも茎からクローンを、いくらでも作ることができるのです。
さらにタケノコは、わずか数週間で高さ15メートルまでに竹として成長します。
私も子供の頃にタケノコ取りに行ったことがあります。頭が少し出ているのを見つけて
は、はしゃぎもう少し大きくなってから取ればいいのにと浅知恵を思い出します。
クローンだと遺伝子の交流がないので、種としての多様性が保てなくなるので、
他の遺伝子と交流して、種をより多様性の高い種を維持するために、開花は必要な事だ
と、自然の偉大さを知った話でした。
