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腸のなかみ

こんにちは、歯科技工士の宮林です。
雨による水害が各地で大変なことになっています。
近年、毎年大洪水が起こっています。いま大丈夫でも、地元のハザードマップ等により、自治体指定避難場所や防災グッズ等事前の準備をしておくことも大事かと思われます。また今はコロナウイルスも忘れてはなりません。改めて自分に言い聞かせています。

歯周病が脳や心臓にも悪影響を及ぼす事は以前にもスタッフブログで何度もお話がでていると思います。
私たちのさまざまな臓器は、脳から指示されなくとも、独自に重要な働きをしていることが分かってきていますが、腸は別格な臓器という話を、テレビ放送していたのでお話します。
人体の中で最も長い臓器腸。8.5m(小腸6〜7m、大腸1.5m)が複雑に折りたたまれた臓器です。
『全ての病気は腸からはじまる』これは古代ギリシャの医学の父ヒポクラテスの言葉です。
最先端科学でこの言葉の正しさが証明されました。正に医学の父ですね。
食べ物の栄養は腸の表面の絨毛から吸収され、血液に乗って全身に運ばれます。
この腸の中には腸内細菌が無数に住んでいます。腸内細菌は腸に運ばれてきた食物のかけらをエサにして繁殖し、さまざまなミクロの物質を放出しています。この物質が最近話題のダイエット美肌、肥満解消まで体に良い効果を生み出しています。
腸が従えているのは腸内細菌だけではありません。腸壁の絨毛の中には免疫細胞がびっしりつまっています。
免疫細胞とは、病原菌やウイルスなどの外敵を攻撃し、排除する働きです。全身に2兆個もいると言われているそうで、そのおよそ7割を腸が配備していることがわかってきたそうです。
この腸内細菌と免疫細胞の2つを大量に従えている腸。
その本当の役割とは、全身の免疫力を司り、私たちの命に関わる大事な臓器だったのです。
排便の為の臓器だけでは、腸に大変失礼でした。
うんちくを傾けていただけたでしょうか。

私自身、普段さまざまな病気から守られているのは、人体の門番、腸のすごい働きのおかげと認識いたしました。

新秋津・秋津駅前 まつばら歯科|怖くない・優しい 歯医者

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